自動運転やコネクティッドカーの普及に伴い自動車の制御技術は急激に複雑化しており、車両に搭載されるECU (電子制御 ユニット)の数は増加の一途をたどっています。 様々なECUを車両内のネットワークに接続するのに必要な機能がCAN通信(Controller Area Network)です。
大手ベンダーの製品では対応可能なOEMが限定されていることが一般的です。 当社ソリューションはどのOEM向け製品にも適用いただけます。
大手ベンダーの製品ではBSW全体を一括購入する必要がありますが、当社ソリューションでは必要機能のみ選択して導入することが可能です。
例) 大規模ECU … Com+Diag+Xcp+Mem+FBL のフルセット導入
小規模ECU … Com + Diag のみの最小構成
通常のBSW製品ではお客様自身が製品仕様やAUTOSAR仕様を理解して設計・コンフィグレーションを行う必要がありますが、当社ソリューションではインテグレーション~評価までを経験豊富なエンジニアが対応いたします。
CANのフレーム・シグナル仕様はCANdbの形式でご提示いただくことが一般的ですが、当社ソリューションでは通信仕様のドキュメントをご提示いただければ対応が可能です。
パワートレイン系ECU企業A社は、自社製品であるECUの自己診断機能の開発に多額の費用がかかり予算が不足してしまうという悩みを抱えていました。既製品の適用による費用低減を検討しましたが、他のベンダー製品ではA社のお客様である自動車メーカー向けの製品が無かったり、細かなライセンス条件の制約により、複数車種へ展開する場合、かえって費用がかかってしまうなど、最適な製品が見つかりませんでした。
そこで、必要な機能を選択できる当社ソリューションを導入され、予定していた費用から大幅なコスト低減を実現しました。
大手ECUサプライヤB社では、新規開発するECUのCAN機能に大手ベンダーのCAN通信製品の採用を検討していましたが、注文から納入までに3~4ヶ月要するため開発計画にミートしないという課題がありました。
そこで、上流工程から開発に参画して必要なタイミングで機能を提供することが可能な当社ソリューションを導入され、計画通りの開発を実現しました。
富士通ビー・エス・シーは、早い時期から自動車メーカーや自動車関連企業と共に、自動車の高機能化、インテリジェント化を実現してきました。
その実績をご覧ください。
このページを共有 |
![]() |
![]() |
![]() |