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萩原工業株式会社 様

PLEMIAを基盤とした「統合BOM」と「顧客カルテシステム」で、ものづくりの「標準化」とお客様情報の「見える化」を実現

[2015年4月20日掲載]

萩原工業株式会社様

独自のフラットヤーン技術(注1)を強みに、レジャーシートのトップメーカーとして、スリッターなど産業機械も手がける萩原工業株式会社様(以下、萩原工業様)。今回、エンジニアリング事業にものづくりの標準化を支援するために、富士通の部品構成管理システムPLEMIAグロ ーバルエディションを基盤とした「統合BOM」を導入し、連携する「顧客カルテシステム」も構築されました。富士通システムズ・ウエスト(以下、FWEST)は、顧客案件別の見積から保守までのデータの一元管理、高精度なコスト管理と業務の標準・効率化に貢献しました。

導入前の課題   導入後の効果
見積・設計工程の業務にムダが多く、見積段階のコスト試算の仕組みが不十分。
「統合BOM」を導入し、業務の標準化と効率化を実現。見積・設計精度が向上し、目標原価も明確化。
顧客情報の一元管理が不十分で、納入した保守部品など、提供したサービスの履歴が把握しにくい。
見積から保守サービスまでの履歴を見える化する「顧客カルテシステム」を構築。積極的アプローチの提案が可能に。

「情報化構想」フェーズを出発点にものづくり基幹業務システムを刷新

取締役 執行役員 エンジニアリング事業管掌 兼 海外営業部長 笹原 義博様

取締役 執行役員
エンジニアリング事業管掌
兼 海外営業部長
笹原 義博様

フラットヤーン技術が役立つシーンの可能性に挑む萩原工業様は、長年培ったノウハウを応用し、スリッター(フィルム切断装置)などの産業機械を生産しています。そのエンジニアリング事業において2013年春、顧客情報管理の強化や見積・設計の精度向上を目指し、ものづくり基幹業務システムの刷新プロジェクト(以下、PJ)がスタートしました。

「個人の経験に頼ってきた業務にシステムを導入し、見積シミュレーションや原価管理、お客様のご購入履歴等の情報を把握したい。その出発点として『情報化構想』のフェーズを設定しました」。

そう振り返るのは、PJマネジャーを務めた取締役執行役員・笹原義博様です。その想いに、FWEST・小塩聡は「通常は要件定義から開始しますが、その前に初心に立ち返り、『情報化構想』で、すべての業務フローと仕組みを再検証していきましょう、とご提案しました」と応えます。

そして、情報化構想でのリサーチを経て描き出したのが、見積シミュレーションと部品・ユニットの標準化を可能にする「統合BOM」の導入と、見積・設計から製造、保守サービスまで顧客別履歴情報を見える化する「顧客カルテシステム」の構築でした。


業務プロセスを「交通整理」して「待ち」から「積極的アプローチ」の提案へ

ものづくりプロセスの「標準化」と「見える化」、2つのアプローチは、エンジニアリング事業の業務改善に貢献する仕組みとなっていきます。

 「統合BOM」は、標準部品を登録する「標準BOM」と、見積コストをシミュレーションする「見積BOM」、お客様の発注を管理する「案件BOM」の3つで構成しています。従来はExcelで紙出力していた各種データを「統合BOM」で一元管理するにあたり、工程フローチャートや資料、人の動きを徹底的に見直した結果、「本当に必要なデータや書類、業務は何か」を仕分けでき、部門別の類似書類のムダ削減など、効率化を実現します。

2014年6月、本稼働したシステムの成果を、PJメンバーで設計・資材部長の川島薫様は「部門間で、業務の流れ、言葉の定義に共通認識が生まれ『情報の交通整理』ができました」と笑顔で語ります。「FWESTさんから『何度でも同じ品質でつくるのが、本当の標準』と指摘を受け、標準部品を設定し『標準BOM』に登録することにしました。そのおかげで、図面がなくても原価がわかり、資材も手配できるようになりました。また、連携する『見積BOM』を使うことで、見積の精度も上がり、目標原価をオーバーすることなく部品をご提供できるようになりました」(川島様)。

一方、新たに構築した「顧客カルテシステム」は、お客様に対して実施した提案交渉や問合せ対応、保守サービスなどの履歴情報を「見える化」し、納品後の部品交換など、保守の最適なタイミングを逃さない仕組みができます。

高いポテンシャルで、目指す理想は「設計=ないものを創出」する姿

本稼働から半年が経過し、笹原様は改めてPJを高く評価します。「『標準BOM』に登録することで、個人の主観や定義に頼ることなく、『標準』『案件別』の違いに対する意識も大きく変わりました。また『顧客カルテシステム』により、部品交換も『連絡待ち』から『積極的アプローチの提案』へと変わり、予防保守の売上が増え始め、お客様にとっても、部品が壊れて製造ラインを止めることを未然に防止できています。当社はスリッターの最後発メーカーですが、それだからこそ保守サービスを重要視しています。お客様と互いにメリットが生まれる成果は、本当に大きいですよ」。

今後、萩原工業様が目指すのは「設計は、世の中にないものを創り出す」という、理想の姿です。

「ポテンシャルの高い『統合BOM』を上手く活用することで、図面作成もより一層、効率化されます。そうなれば、新たな設計という本当の意味の『ものづくり』に専念できるようになります」(笹原様)。

「地元の岡山にFWESTさんがいるのは、心強い。きめ細やかな提案を、期待しています」(川島様)。

FWESTは、これからも製造業の皆様に情報の最適な「標準化」と「見える化」 で「価値」をご提供してまいります。

萩原工業株式会社の皆様と富士通マーケティング、富士通システムズ・ウエストプロジェクトメンバー

萩原工業株式会社の皆様と
富士通マーケティング、富士通システムズ・ウエストプロジェクトメンバー

(注1) ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とする合成樹脂フィルムを短冊状にスリット(切断)し、延伸することで強度を持たせた平らな糸「フラットヤーン」を製織した商品群と、その製造技術の総称

お客様概要

名  称 萩原工業株式会社様 萩原工業株式会社様
設  立 1962(昭和37)年11月29日
所在地 岡山県倉敷市水島中通1-4
代表者 代表取締役社長 萩原 邦章
社員数 427人
事業内容 合成樹脂・フラットヤーンを用いた関連製品を製造・販売する合成樹脂事業、コア技術のフラットヤーン技術を応用した産業機械を製造・販売するエンジニアリング事業。国内2工場と、海外にも中国・インドネシアに製造拠点を開設し、グローバルに事業を推進。
URL http://www.hagihara.co.jp

事例紹介(PDF版)

以下より、PDF版の事例紹介をダウンロードできます。
事例紹介 萩原工業株式会社様 (817 KB)

お問い合せ先

株式会社富士通システムズ・ウエスト
産業システム本部
電話: 086-226-7511


本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は取材当時のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。