FACOM6715D(1980年)

  • コンピュータ
  • 周辺機器
  • 情報処理技術遺産認定

1980年(昭和55年)に完成した富士通初のレーザ書き込みによる乾式電子写真方式を採用した日本語ラインプリンタ。それまでのラインプリンタは活字を使ったインパクト方式であったため、印字可能な文字は英数字とカタカナに限定されていました。そのため、漢字を含む印刷には、高価な漢字専用システムが必要でした。1979年(昭和54年)に富士通が日本語を普通に取り扱える日本語情報システムJEFを開発し、その出力装置として開発されたのが日本語ラインプリンタFACOM6715Dでした。それまでの活字セットでは表現できなかった7,000近い文字が、レーザビーム書き込み方式により印字可能になりました。

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