Systemwalker Service Quality Coordinatorにおける、データ保持期間と変更方法について教えてください。

Managerのデータ保持期間と変更方法について教えてください。
以下の通りです

■データ保持期間

Managerのデータ保持期間のデフォルト値については以下のとおりです。

・Manager

 モニタ(サマリ)データ、リソースデータ、収集間隔によって、保持期間が違います。
 それぞれの保持期間について、以下に記述します。
  1. 収集間隔: 1分~10分(モニタ(サマリ)データ)
    保持期間は3日間。モニタ(サマリ)で表示。

  2. 収集間隔: 10分(リソースデータ)
    保持期間は7日間。即時レポート(分析)(10分単位指定)、定期レポート(日報、週報、月報)で表示。

  3. 収集間隔: 1時間(リソースデータ)
    保持期間は6週間。定期レポート(日報、週報、月報)で表示。

  4. 収集間隔: 24時間(リソースデータ)
    保持期間は13ヶ月。即時レポート(分析)(1日単位指定)、定期レポート(日報、週報、月報)で表示。


■データ保持持間の変更方法

 Systemwalker Service Quality Coordinator V13.2.0以前では、Managerのデータ保持期間の変更はできません。
 なお、以下のバージョンレベルから、データの保持期間変更する機能をサポートしました。
  • Systemwalker Service Quality Coordinator V13.3.0

<モニタ(サマリ)データの保持期間の変更>

 モニタ(サマリ)データの保持期間を変更するための手順を説明します。
 モニタ(サマリ)データの保持期間を変更するには、Agent/Manager環境、双方において作業を実施する必要があります。

・実行に必要な権限

  • Windows版
    Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

  • Solaris版/Linux版
    システム管理者(スーパー・ユーザー)権限が必要です。


・手順

 Agentでの作業
  1. Agentのサービス/デーモンの停止

  2. 定義ファイルの編集
    定義ファイルはini形式になっています。

    格納場所
    - Windows版
     <可変ファイル格納ディレクトリ>¥control¥template.dat
    - Solaris版/Linux版
     /etc/opt/FJSVssqc/template.dat

    [TIS]セクションの以下の定義を修正します。

     ■編集前
      #################################
      [TIS]
      RETENTION=3 ★ここを編集します。
      :
      #################################
     ※設定されている数値が保持期間(日数)を表します。(デフォルト=3)

    モニタ(サマリ)データの保持期間を、1~31の値で設定します。


  3. sqcSetPolicy(ポリシー適用コマンド)の実行
  4. Agentのサービス/デーモンの起動

Managerでの作業
  1. sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)を実行します。

<リソースデータの保持期間の変更>

リソースデータ(10分/1時間/1日データ)の保持期間を変更するための手順を説明します。

・実行に必要な権限

  • Windows版
    Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

  • Solaris版/Linux版
    システム管理者(スーパ・ユーザー)権限が必要です。


・実施環境

本手順は、Manager上で実施します。

・手順

  1. sqcSetPDBManage(PDBの保持期間変更コマンド)を実行します。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Service Quality Coordinator
バージョン V15, V13, V12, V11
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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