Systemwalker Service Quality Coordinatorにおいて、システム時刻の変更に伴う影響について教えてください。

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未来日付や過去日付などシステム時刻の変更に伴う影響について教えてください。
以下の影響が考えられます。

1)Manager
未来時刻に進めた際に、保持期間の過ぎたデータの削除処理によって時刻を進める前に収集されたデータが、保持期間を過ぎたデータと判断され削除されてしまいます。
そのため、時刻を元に戻した場合、時刻を進める前に収集されたデータを見ることができなくなります。また、Manager上でアーカイブファイルの保持期間管理に不整合が発生する可能性があります。
過去時刻に戻した際に、実際に過去に取られたデータとシステム時刻を変えた後に取られたデータとが混ざって見えてしまうことがあります。

2)Agent
システム時刻変更後に取られたデータが残っていた場合に、システム復旧後、Managerに送信され動作に影響を与える可能性があります。また、トラブルシュートファイルの保持期間管理に不整合が発生する可能性があります。

3)運用管理クライアント
ブラウザが導入されている端末のシステム時刻とManagerのシステム時刻がずれると、性能情報が表示されない、または、正しい時刻の性能情報が表示されない可能性があります。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Service Quality Coordinator
バージョン V15, V13
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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