Systemwalker Service Quality Coordinatorにおける、Systemwalker Centric Managerとの連携について教えてください。

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Systemwalker Centric Managerと連携する場合の設定内容について教えてください。
Systemwalker Centric Managerと連携させる場合は、以下の設定を行ってください。

■Systemwalker Centric Managerとの連携について(Manager)
しきい値超えをSystemwalker Centric ManagerのSystemwalkerコンソールに通知したり、メニューから操作をできるように定義します。

1. しきい値監視(Manager)
1.1. レスポンス・稼働情報のしきい値超えの通知ノードを設計
Managerで以下の定義をします。
レスポンスや稼働情報などの複数ノードが連携する場合に、Systemwalker Centric Managerのコンソール画面で、どのノードにて通知するか設計します。

1.2. レスポンス・稼働情報対象構成情報の収集
上記の設計に従い、どのノードにて通知するかをレスポンス・稼働管理対象構成情報(ServiceConf.xml)の各タグ内のAlert属性で定義します。

1.3. アラームアクション定義の設定
しきい値超えを通知する方法として、アラームアクションに「イベントログ/syslog」が設定されている場合は「OPAPOST2」(Systemwalker Centric Managerメッセージ連携)を定義します。


1.4. 製品で検出されたしきい値超えをSystemwalker Centric Managerのシステム監視画面で監視する場合には、以下の設定を行う必要があります。

1.4.1.監視イベント種別「性能監視」を登録する
「性能監視」は初期登録されている種別です。通常は登録する必要はありません。削除されている場合に限り以下の手順で登録します。
  1. Systemwalker Centric Managerの[システム監視]画面または[Systemwalkerコンソール]を起動します。

  2. [ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[イベント監視の動作設定]または[イベント監視の動作環境]-[全体]を選択します。

  3. [イベント監視の動作環境設定(全体)]ウィンドウで監視イベント種別として、「性能監視」を追加します。


1.4.2. 監視イベントを登録する
  1. Systemwalker Centric Managerの[システム監視]画面または[Systemwalkerコンソール]]を起動します。

  2. [イベント]メニューの[イベント監視の条件定義]-[イベント定義]にて、SSQCイベント(ラベル名:SSQC)を検出できるように監視イベントを定義します。

  3. 上記の監視イベント定義に対して、[アクション定義]-[メッセージ監視]にて、監視イベント種別として「性能監視」を定義します。


2. モニタ(サマリ)画面呼び出し連携
共通の操作メニューの登録、特定ノードに対する操作メニューの登録

  • 全ノード共通
    以下の設定ファイルを編集し、[Systemwalkerコンソール]画面>[操作]>[操作メニューの登録]>[操作メニュー登録]画面>[全システム]を選択できるようにします。
    - 設定ファイル
     c:¥win32app¥Mpwalker.dm¥Mppcgui¥F1eg_ext.txt
    ※F1eg_ext.txtの定義形式は以下の通りです。
    <呼び出し機能名>,<コマンドライン>,<アイコンファイル名>,< アイコンリソース番号>


  • 特定ノード
    以下の設定ファイルを編集し、[Systemwalkerコンソール]画面>[操作]>[操作メニューの登録]>[操作メニュー登録]画面>[指定システム]を選択できるようにします。
    - 設定ファイル
     c:¥win32app¥Mpwalker.dm¥Mppcgui¥F1eg_cal.txt


3.性能情報のリソース格納
Systemwalker Centric Managerの部門管理サーバ(または運用管理サーバ)から性能情報(トラフィック情報)を取得し、Systemwalker Service Quality Coordinatorの性能情報データベース(PDB)に格納することで、トラフィック情報のレポートを出力することができます。


 手順
  定義ファイルの編集(Agent)
   Windows版: <可変ファイル格納ディレクトリ>¥control¥cntrcconf.ini
   Solaris版: /etc/opt/FJSVssqc/cntrcconf.ini
   [MIDDOLEWARE_CONF]XML=ON → トラフィック情報を管理する場合はONにします。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Service Quality Coordinator
バージョン V15, V13
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 構築(導入/移行)
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