デスクトップヒープ枯渇によるSystemwalker Service Quality Coordinatorのコマンドやサービスの実行、コンソールのコンテンツ表示に失敗した場合の対処方法について
- コマンドやサービスの実行、コンソールのコンテンツ表示に失敗し、システムのイベントログに ソース:Win32k レベル:警告 イベントID:243 デスクトップヒープの割り当てに失敗しました。 が出力されていました。原因と対処方法を教えてください。
- デスクトップヒープが枯渇したことが原因です。
以下のようにレジストリを編集し、デスクトップヒープのサイズを拡張してください。
ただし、レジストリの編集を誤ると、Windowsが起動しなくなるなどの影響が発生する場合があります。
レジストリの編集には注意してください。
また、デスクトップヒープの変更は、システム全体に影響するため、変更後、システムの動作に問題がないか確認してください。
なお、デスクトップヒープの適正値を見積もる方法はありません。
デスクトップヒープの値を変更する場合は、以下の手順で少しずつメモリ領域を拡張してください。
- レジストリエディタを起動します。 (REGEDT32.EXE)
- HKEY_LOCAL_MACHINE のサブツリーから以下のキーを表示します。 ¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Session Manager¥SubSystems
- Windowsの値の中の、SharedSectionパラメーターを修正します。 カンマで区切られた3番目の数値を、200ずつ、20480までの範囲で拡張します。(数値の単位はKB)
- システムを再起動します。
製品・サービス区分 | Systemwalker | ||||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |