ユーザのパスワードを変更して、MSCSクラスタ構成の運用系で認証エラーが出力された場合、V11からV13.6.0までのSystemwalker Operation Managerの業務に影響はありますか?また、クラスタの切り替えは発生しますか?

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ユーザのパスワードを変更して、MSCSクラスタ構成の運用系で以下の認証エラーが出力された場合、V11からV13.6.0までのSystemwalker Operation Managerの業務に影響はありますか?また、クラスタの切り替えは発生しますか?

AP:Userenv: エラー: 1006:xxxx.xxxxx ドメインにバインドできません。(資格情報が無効です)。グループ ポリシーの処理は中止されました。
SY:LSASRV: 警告: 40960:SPNEGO (Negotiator) :サーバーxxxx/xxxxx.xxxx.xxxxxx/xxxx.xxxxxx@xxxx.xxxxxx の認証エラーを検出しました。 認証プロトコル xxxxxxxx からのエラー コードは "実行しようとしたログオンは無効です。ユーザー名または認証情報に誤りがあります。(0xc000006d)" でした。 データ:6d0000c0
Systemwalker Operation Managerの影響としては以下が考えられます。

■クライアント画面のログインに失敗する
ログイン時にユーザー名およびパスワードを設定します。そのため、該当ユーザーのパスワードが古い場合はログインに失敗します。

■ジョブの起動に失敗する
[ジョブを所有者の権限で実行する]が指定されている場合、プロジェクトの所有者、または実行ユーザーの権限で実行されるので、そのユーザーに設定されたパスワードを利用します。
また、[ジョブを所有者の権限で実行する]が指定されていない場合、ジョブ実行制御サービスのログオンアカウントのパスワードを利用します。そのため、該当ユーザーのパスワードが古い場合はジョブの起動に失敗します。

■サービスの起動に失敗する
サービスにはログオンアカウントおよびパスワードが設定されています。そのため、該当ユーザーのパスワードが古い場合はサービスの起動に失敗します。
また、サービスの起動に失敗するため、クラスタの切り替えが発生する場合があります。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V13
プラットフォーム Windows
アンサー種別 運用/保守
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