V13.2.0以降のSystemwalker Operation Manager Enterprise EditionまたはGlobal Enterprise Editionで、監査ログ出力先として、/var/opt/FJSVftlo/audit/を指定しています。クラスタ構成で運用する場合、このディレクトリは共有されず、それぞれのサーバに蓄積されますか?

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V13.2.0以降のSystemwalker Operation Manager Enterprise EditionまたはGlobal Enterprise Editionで、監査ログ出力先として、/var/opt/FJSVftlo/audit/を指定しています。クラスタ構成で運用する場合、このディレクトリは共有されず、それぞれのサーバに蓄積されますか?
運用系システムおよび待機系システムの各ローカルディスク(/var/opt/FJSVftlo/audit/)上に監査ログは出力されます。
デフォルトでは、監査ログは以下のファイル形式で出力されます。

 /var/opt/FJSVftlo/audit/log/mp_omgr_auditYYMMDD.log

なお、監査ログ出力先を共有ディスク上に作成すると問題が発生するので、共有ディスク上には監査ログを出力しないでください。
問題とは、クラスタシステムで、待機系システムでは、ジョブスケジューラおよびジョブ実行制御デーモンは停止していますが、カレンダデーモン、業務連携デーモン、セキュリティデーモンなどクラスタシステム管理外のデーモンは起動しています。待機系システムでは共有ディスクを参照できないため、これらのデーモンから監査ログ出力時にエラーメッセージがSYSLOGに出力されます。

製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V17, V16, V13
プラットフォーム Solaris, Linux, HP-UX, AIX
アンサー種別 運用/保守
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