Systemwalker Operation ManagerのジョブネットでOS再起動のジョブを流しています。OS再起動後に、続きのジョブを実行したいのですが、何か良い方法を教えてください。
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- ジョブネットでOS再起動のジョブを流しています。OS再起動後に、続きのジョブを実行したいのですが、何か良い方法を教えてください。
- OS再起動後に続きのジョブを実行するためには、最低3つのジョブネットを作成してください。
- 再起動させる前のジョブを起動させるジョブネット
- 終了処理ジョブネット
- 再起動後に動かすジョブを起動させるジョブネット
なお、「終了処理ジョブネット」と「再起動後に動かすジョブを起動させるジョブネット」については、以下に説明します。
■終了処理ジョブネットについて
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JSHENDまたはJSHFORCEというジョブネット名を登録し、新しくジョブネットを登録します。また、終了処理ジョブネットはジョブスケジューラサービスのログオンアカウントに指定されているユーザー名と同じ名前のプロジェクトに登録します。
JSHENDおよびJSHFORCEの詳細は以下のとおりです。
JSHEND:
終了処理ジョブネット起動時に、実行中のジョブネットがあった場合、そのジョブネットの終了を待ってから、ジョブの実行を開始します。ただし、グループの終了については待ち合わせません。
JSHFORCE:
終了処理ジョブネット起動時に、実行中のジョブネットがあった場合、実行中のジョブネットを強制終了してから、ジョブの実行を開始します。
※ジョブネット名称ではなく、必ずジョブネット名に登録してください。 - 終了処理ジョブネットの中身のジョブを作成します。ジョブの内容は、正常終了するダミーのジョブでかまいません。ただし、マシンをシャットダウンするようなジョブは登録しないでください。
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上記の設定で終了処理ジョブネットの実行が終わるとjobschendexit.bat(異常終了の場合はjobschnoendexit.bat)を呼び出します。
jobschendexit.bat:
ジョブスケジューラ、ジョブ実行制御サービスの停止処理を行う。
jobschnoendexit.bat:
何の処理も行わないプログラムです。
※格納場所は以下です。
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥mpwalker¥bin -
「jobschendexit.bat」の中身にshutdownコマンドを書き加えます。文の最後の「f3crheet.exe system」をshutdownコマンドに書き換えます。
※shutdownコマンドについて
スクリーンセーバが起動していて、解除時にパスワードロックする設定をしている場合には、shutdownコマンドに-fオプションをつける必要があります。オプションなしではシャットダウンできません。
■再起動後に動かすジョブを起動させるジョブネットについて- 新しくジョブネットを作成します。
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ジョブネットのプロパティで[サーバ起動時に起動]をチェックします。
※[サーバ起動時に起動]をチェックする場合、ジョブネットの起動日を設定してください。起動日の設定がない場合は、ジョブネットは起動されません。 -
再起動後に実行するジョブをそのジョブネット内に作成します。
※[サーバ起動時に起動]はSystemwalker Operation Managerのサービスを再起動させた場合でも起動してしまいます。
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アンサー種別 | 運用/保守 |