システムの文字コードを変更した際のSystemwalker Operation Managerへの影響について教えてください。

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システムの文字コードを変更した際の影響について教えてください。
システムのコード系とSystemwalker Operation Managerのコード系が一致していない場合、システムログへの書き込みが文字化けする、Systemwalker Operation Managerのコマンドが正常に出力できないなどの問題が発生します。

システムのコード系の変更が以下のどちらかに該当する場合は、Systemwalker Operation Managerのコード系をシステムのコード系に合わせることで、上記の問題を回避できます。
  • システムのコード系をEUCからSJISに変更する場合
  • システムのコード系をSJISからEUCに変更する場合

インストール時のシステムのコード系を変更する場合は、Systemwalker Operation Managerの登録情報を抽出したあと、Systemwalker Operation Managerを再インストールします。そのあとに抽出した登録情報をサーバに配付してください。手順は以下のとおりです。なお、不測の事態に備えるために、事前にmpbkoおよびmpbkcコマンドで資産をバックアップしてください。

■手順
  1. ポリシーを抽出します。
    [Systemwalker Operation Manager 環境設定]ウィンドウの[ポリシー抽出]ボタンをクリックし、ポリシー抽出画面で、以下だけをチェックします。

    ・登録情報タブ
     - ジョブスケジューラの[スケジュール・起動日雛形]
     - ジョブスケジューラの[出口ファイル](※1)
     - カレンダの[カレンダ]
     - サービスアプリケーション起動の[サービスアプリケーション起動](※1)

    ・環境定義タブ
     - 共通の[監視ホスト]
     - ジョブスケジューラの[起動パラメタ]
     - ジョブスケジューラの[監視許可ホスト]
     - ジョブ制御の[運用情報]
     - ジョブ制御の[信頼ホスト情報](※1)
     - ジョブ制御の[ノード名定義ファイル](※1)

    ※1)設定していない場合(機能を利用していない場合)抽出不要です


  2. Systemwalker Operation Managerをアンインストールします。


  3. OSの[/etc/default/init]ファイルを編集し、文字コードを変更します。


  4. Systemwalker Operation Managerを再インストールします。再インストール後は、システムを再起動してください。


  5. ポリシーを配付します。


  6. Systemwalker Operation Managerのデーモンを停止します。


  7. [jobschconvert]コマンドを実行し、文字コードを変換します。


  8. ジョブフォルダを設定していた場合、ジョブフォルダを設定します。また、共通パラメタを設定した場合、共通パラメタの定義を実施し、デーモンを再起動します。

製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V12
プラットフォーム Solaris
アンサー種別 運用/保守
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