Systemwalker Operation Managerで、終了処理ジョブネット内のジョブが異常終了した場合、再起動を実施しても「終了処理中のため指定の操作はできません。」というメッセージが表示され実行できません。
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- 終了処理ジョブネット内のジョブが異常終了した場合、再起動を実施しても「終了処理中のため指定の操作はできません。」というメッセージが表示され実行できません。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
終了処理ジョブネットが実行されたため、ジョブスケジューラ機能が、すべてのジョブネットの起動抑止をしたことが原因です。
Systemwalker Operation Managerの終了処理ジョブネットが実行されるとジョブスケジューラ機能は、以下の処理を抑止します。
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終了処理ジョブネットの後続のジョブネットの起動
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起動時刻の到来、メッセージ事象の発生によるグループ/ジョブネット/ジョブの起動
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起動、再起動操作によるグループ/ジョブネット/ジョブの起動
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プロジェクト/グループ/ジョブネット/ジョブ/起動日雛形の定義情報の変更
この際、異常終了した終了処理ジョブネットも含め、起動および再起動を実施すると「終了処理中のため指定の操作はできません。」のメッセージを表示します。
なお、終了処理ジョブネットが異常終了すると、異常終了時の出口プログラムであるjobschnoendexit.batが実行されますが、標準状態のjobschnoendexit.batは何の処理も行いません。
[対処方法]
ジョブスケジューラサービスを再起動してください。
また、終了処理ジョブネットを動作させたことにより、ジョブスケジューラサービスが再起動されるまで、新たなジョブネットの起動がされない状態となることを考慮して、異常終了時の出口プログラムを適宜見直してください。 -
製品・サービス区分 | Systemwalker | ||||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |