Systemwalker Operation Managerで、ネットワークジョブ起動が失敗します。「MJS819E USERNAME username REFUSED BY HOST(xxxxxx),BECAUSE PERMISSION DENIED」のエラーが出力され、終了コード「255 (0x40000913)」で異常終了します。

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ネットワークジョブ起動が失敗します。「MJS819E USERNAME username REFUSED BY HOST(xxxxxx),BECAUSE PERMISSION DENIED」のエラーが出力され、終了コード「255 (0x40000913)」で異常終了します。原因と対処方法を教えてください。
[メッセージの意味]
ネットワークジョブの実行が拒否されました。以下の何れかが原因と考えられます。

[原因1]

投入先サーバ側の[信頼ホストの定義]ウィンドウの定義情報の設定により、ジョブの実行が拒否されたためです。
[対処方法1]
投入先サーバ側の[信頼ホストの定義]ウィンドウの定義情報の設定を見直し、以下のどちらかの対処をしてください。
・ [すべてのホストからの投入を許可する]を選択する
・ [登録したホストからの投入を許可する]を選択し、スケジュールサーバのホスト名(注)を定義する
注: 以下のコマンドで表示されるホスト名を指定します。
 [Windows]: hostnameコマンド
 [UNIX]: uname -nコマンド
 ただし、スケジュールサーバにおいて、[Systemwalker Operation Manager 環境設定]ウィンドウ-[運用情報の定義]ウィンドウ-[クラスタ設定]シート-[スケジュールサーバ設定]で論理IPアドレスを指定している場合は、同じ論理IPアドレスを指定します。
 なお、信頼ホストの定義は、設定変更後にジョブ実行制御サービス/デーモンの再起動が必要になります。

[原因2]
投入元サーバがSolaris/Linux/HP-UX/AIX版で投入先サーバがWindows版の環境で、投入先サーバの[ジョブを所有者の権限で実行する]にチェックしてあることが原因です。チェックがある場合、ジョブが異常終了します。
[対処方法2]
投入先サーバの[運用情報の定義]ウィンドウ-[利用機能]シートで[ジョブを所有者の権限で実行する]のチェックを外してください。
投入元サーバがSolaris/Linux/HP-UX/AIX版で投入先サーバがWindows版の場合、ジョブはジョブ実行制御サービスのログオンアカウントで実行されます。アカウントを、投入元サーバと投入先サーバで一致させてください。
なお、運用情報の定義は、設定変更後にジョブ実行制御サービス/デーモンの再起動が必要になります。

[原因3]
ジョブの投入先サーバにスケジュールサーバ上で登録している実行ユーザーアカウントが登録されていないことによるものです。
[対処方法3]
メッセージMJS819E USERNAME username ~ にて、usernameで表示されたユーザーを投入先サーバで登録してください。

[原因4]
投入先サーバの[Operation Manager利用者の限定]の設定により、ジョブの実行が拒否されました。ジョブを実行したユーザーにジョブの実行権限がないことが原因です。
[対処方法4]
メッセージMJS819E USERNAME username ~ にて、usernameで表示されたユーザーを投入先サーバにおいてswadminグループに所属させてください。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V17, V16, V13
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux, HP-UX, AIX
アンサー種別 運用/保守
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