PRIMECLUSTER上に構築した Systemwalker Operation Manager Enterprise EditionおよびGlobal Enterprise Editionで、フェールオーバ後にプロジェクトのアクセス権を選択した際、「プロジェクトのアクセス権情報が存在しません(2:3)」が表示されます。設定情報は表示されません、また追加操作もできません。

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PRIMECLUSTER上に構築した Systemwalker Operation Manager Enterprise EditionおよびGlobal Enterprise Editionで、 フェールオーバ後にプロジェクトのアクセス権を選択した際、「プロジェクトのアクセス権情報が存在しません(2:3)」が 表示されます。設定情報は表示されません、また追加操作もできません。
原因と対処方法を教えてください。
[メッセージの意味]
プロジェクトのアクセス権情報が存在しません。

[原因]
クラスタ環境設定時に、移動した資源へのシンボリックリンクの作成が一部で実施されていないことが原因です。 また、セキュリティ情報の自動反映の設定がされておらず、セキュリティ情報が運用系と待機系で一致していないことも原因です。

[対処方法]
以下の手順を実施してください。

■手順
  1. 移動した資源へのシンボリックリンクを作成してください。移動した資源へのシンボリックリンクの作成方法については、以下のマニュアルを参照してください。

     Systemwalker Operation Manager V17.0.0 クラスタ適用ガイド UNIX編
      第2章 導入
       2.6 資源の共有ディスクへの移動
        2.6.1 1:1:1運用待機(サブシステムなし)、1:1運用待機(サブシステムあり)、N:1運用待機、カスケードの場合の資源の移動
         移動手順
         PRIMECLUSTER(Solaris版、Linux版)、Oracle Solaris Clusterの場合
          5)移動した資源へのシンボリックリンクの作成
        2.6.2 2ノード相互待機の場合の資源の移動
         移動手順
         PRIMECLUSTER(Solaris版、Linux版)、Oracle Solaris Clusterの場合
          5)移動した資源へのシンボリックリンクの作成
        2.6.3 1:1運用待機(サブシステムあり、一部クラスタ運用)の場合の資源の移動
         移動手順
         PRIMECLUSTER(Solaris版、Linux版)、Oracle Solaris Clusterの場合
          5)移動した資源へのシンボリックリンクの作成

    なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

  2. プロジェクトの情報として正しい方の環境を運用系とした状態で、mpaclclsコマンドおよびmpcssaveコマンドを実行し、 セキュリティ情報を自動反映させるようにしてください。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V17, V16, V13
プラットフォーム Solaris
アンサー種別 運用/保守
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