Systemwalker Operation Managerで、システム時刻の変更による影響および変更する場合の手順について教えてください。

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システム時刻の変更による影響および変更する場合の手順について教えてください。
ジョブスケジューラの運用中は、システム時刻を変更してはいけません。
ジョブスケジューラは、システムの現在時刻をベースにしてスケジューリング処理を行っているため、運用中にシステム時刻を変更すると、ジョブネットがスケジュールどおりに起動しなくなったり、サービスやデーモンの動作に異常を来したりすることがあります。
システムの時刻を変更する場合は、ジョブスケジューラサービスまたはジョブスケジューラデーモンを停止してから行ってください。
また、システムの時刻や日付を過去に戻した場合は、ジョブスケジューラのログファイルへの出力順序が時間的に前後してしまうため、ジョブスケジューラの履歴情報が正しく表示できなかったり、メッセージ待ち合わせが正しく動作しなくなったりといった問題が発生します。システムの時刻や日付を過去に戻した場合は、上記のような時系列に出力されるログ情報をすべてクリアして、システムをリブートしてください。

具体的には以下のログファイルを削除してください。
  • ジョブスケジューラのデータベースディレクトリのjobdb1.log、jobdb2.log、jobdb3.logファイル

  • ジョブスケジューラのデータベースディレクトリのnet.spoolサブディレクトリ配下のすべてのファイル

  • ジョブ実行履歴情報ファイル

  • 稼働実績情報ファイル(保存するように設定している場合)

  • イベントログ【Windows版の場合】

製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V17, V16, V13
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux, HP-UX, AIX
アンサー種別 運用/保守
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