Systemwalker Operation Managerで、[運用情報の定義]ウィンドウの画面上部にある[ジョブ制御]の多重度と、画面下部にある[キュー]の多重度の意味を教えてください。
また、ともに定義されていた場合、どちらの多重度が有効となりますか?

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[運用情報の定義]ウィンドウの画面上部にある[ジョブ制御]の多重度と、画面下部にある[キュー]の多重度の意味を教えてください。
また、ともに定義されていた場合、どちらの多重度が有効となりますか?
[運用情報の定義]ウィンドウの画面上部にある[ジョブ制御]で設定する[同時実行可能なジョブ数を制限する]の設定は、サーバ全体(サブシステム運用している場合にはサブシステム全体)で同時に実行できるジョブ数の制限になります。
画面下部にある[キュー]で「queue1」、「queue2」、および「online1」を選択し、[キューの編集]ウィンドウにある[同時実行可能なジョブ数を制限する]の設定は、各キューごとで同時に実行できるジョブ数の制限となります。ともに定義されていた場合は、それぞれが有効となります。
なお、「online1」の多重度も、サーバ全体(サブシステム運用している場合にはサブシステム全体)の多重度を考える場合の値に含まれます。

  • サーバ全体(サブシステム運用している場合にはサブシステム全体)の多重度:30

  • queue1の多重度:20

  • queue2の多重度:20

  • online1の多重度:10


上記の設定では、各キューでの多重度の合計が「50」になりますが、サーバ全体(サブシステム運用している場合にはサブシステム全体)の多重度が「30」です。この時、queue1で20多重で実行中、queue2で10多重で実行中となっている場合、online1にジョブを投入しようとしても、システム全体の多重度「30」を超えるため、実行できません。実行遅延になります。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V17, V16, V13
プラットフォーム Solaris
アンサー種別 運用/保守
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