Systemwalker Operation Manager Enterprise EditionおよびGlobal Enterprise Editionと、PRIMECLUSTER(HA Server)の環境で、テストのために意図的に障害を発生させて、正常にフェールオーバが発生することを確認する方法を教えてください。

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Systemwalker Operation Manager Enterprise EditionおよびGlobal Enterprise Editionと、PRIMECLUSTER(HA Server)の環境で、テストのために意図的に障害を発生させて、正常にフェールオーバが発生することを確認する方法を教えてください。
ジョブスケジューラのプロセスtskwnsrvにSIGTERMを送信して停止してください。

手順は以下のとおりです。
  1. tskwnsrvプロセスのPIDを確認します。
     # ps -ef | grep tskwnsrv
  2. tskwnsrvプロセスを停止します。以下のコマンドで「SIGTERM」が発行されます。
     # kill <手順1で確認したPID>

  3. poperationmgrコマンドでデーモンを停止しても、フェールオーバは発生しません。
    フェールオーバの発生契機は多数ありますが、共有ディスクを強制的にアンマウントさせて、フェールオーバさせないでください。Systemwalker Operation Managerでは、ジョブスケジューラデーモンの停止処理において、共有ディスクの情報を参照します。このため、共有ディスクが強制的にアンマウントされたあとでは、ジョブスケジューラデーモンの停止処理が正常に実施できなくなります(フェールオーバは完了します)。
    共有ディスクのアンマウントによりフェールオーバが発生した場合、共有ディスクがアンマウントされたノードのtskwnsrvプロセスに、シグナル:SIGTERMを送信してください。なお、シグナル:SIGKILLは送信しないでください。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Operation Manager
バージョン V16, V13, V12, V11
プラットフォーム Solaris, Linux, HP-UX, AIX
アンサー種別 運用/保守
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