Systemwalker Desktop Patrolによりインターネットに接続しない環境で「セキュリティパッチのパソコンへの自動適用」は可能ですか？

Systemwalker Desktop Patrolのよくあるご質問を検索できます。

Systemwalker Desktop Patrol の技術情報はこちら

「セキュリティパッチのパソコンへの自動適用」は可能ですか？このとき、インターネット接続が必須条件になりますか？インターネットに接続しない環境において、Systemwalker Desktop Patrolを適用する場合の運用方法を教えてください。

可能です。

• ソフトウェア辞書による適用の場合

CSまたは管理者PCの、いずれかがインターネットへ接続されている必要があります。




セキュリティパッチを取得し、適用するにはソフトウェア辞書が更新されなければなりません。ソフトウェア辞書を更新するには、CSがインターネットに接続されている場合は、Systemwalkerサポートセンターから自動でソフトウェア辞書を取り出して更新を行います。一方、CSがインターネットに接続されていない場合は、インターネットに接続された管理者PCにおいてSystemwalkerサポートセンターのWebサイトから手動でダウンロードしたソフトウェア辞書を、CSにおいてコマンドにより登録することで更新できます。




また、セキュリティパッチ自身は、CSがインターネット接続できる場合、適用するパッチをMicrosoft社のサイトからCSが自動的に取り出して登録を行います。CSがインターネット接続できない場合は、インターネットに接続された管理者PCでMicrosoft社サイトからパッチを手動で取得して、CSへ登録を行います。



• WSUSによる適用の場合

CSまたはアップストリームサーバとなるWSUSサーバがインターネットへ接続されている必要があります。

CS上のWSUSサーバまたはアップストリームサーバとなるWSUSサーバがMicrosoft社のMicrosoft Updateサイトと同期してパッチをダウンロードします。



• クイック実行形式のOfficeにパッチを適用する場合

CSまたはOffice配信サーバがインターネットに接続されている必要があります。




CSまたはOffice配信サーバから、Office展開ツール(ODT)を使ってMicrosoft社のOffice Content Delivery Networkに接続し、Officeのセキュリティパッチをダウンロードします。




セキュリティパッチの適用については、「Systemwalker Desktop Patrol CT」から収集したインベントリ情報をもとに自動で割り当てを行い、CSに登録されたセキュリティパッチの中から、PCに必要なセキュリティパッチだけダウンロードと適用を自動的に行います。