Systemwalker Centric Managerの業務サーバで、「200 drms N/A xxxxxxx drmscom」のメッセージが出力されます。

業務サーバで、以下のメッセージが出力されます。原因と対処方法を教えてください。

「200 drms N/A xxxxxxx drmscom」
[原因]
drmsrcvコマンドが実行された時点で、サーバ間通信プロセス「drmscom」が起動されていなかったことが原因と考えられます。
本現象は、資源のIPL適用処理中のタイミングでdrmsrcvコマンドが実行されたときに発生しています。資源のIPL適用処理中は、サーバ間通信プロセス「drmscom」は起動されていません。

[対処方法]
以下のいずれかを行ってください。
  • [00200]/[00201]のエラーメッセージが出力された場合、状況を確認したあとに再実行する。
    エラー: [00200] %1が起動されていません。
    エラー: [00201] 送信処理でエラーが発生しました。

  • IPL適用を伴うシステム再起動と、drmsrcvコマンドとが同時刻に実行されないようにスケジュールを調整する。
    例: drmsrcvコマンドが毎時00分に実行される場合、IPL適用を伴うシステム再起動は毎時20分~30分の範囲で行うルールとする。

  • drmsrcvコマンドを実行する際、サーバ間通信プロセスが動作中かどうかを判定してから実行する。
    Windowsの場合: サーバ間通信プロセスは「drmscom.exe」です。このプロセスの動作状態を確認してください。
    • 例: tasklistコマンドで「drmscom.exe」が動作中かどうか確認する。
       tasklist /FI "IMAGENAME eq drmscom.exe"
      動作中の場合: 「drmscom.exe」のプロセスIDなどが表示されます。
      動作中でない場合: 「情報: 指定された条件のタスクは実行されていません。」というメッセージが出力されます。
    Solaris/Linuxの場合: サーバ間通信プロセスは「drmscom」です。このプロセスの動作状態を確認してください。
    •  ps -ef | grep drmscom
      動作中の場合: 「drmscom」のプロセスIDなどが表示されます。
      動作中でない場合: 何も表示されません。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15, V13, V12, V11, V10, V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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