Systemwalker Centric Managerにおいて、監視対象のLinuxサーバで発生した「last message repeated 4 times」のメッセージがSystemwalker Centric Managerへ遅延して通知されました。

Systemwalker Centric Managerの技術情報はこちら

監視対象のLinuxサーバで発生した以下メッセージがSystemwalker Centric Managerへ遅延して通知されました。原因と対処方法を教えてください。

「last message repeated 4 times」
[原因]
同一のメッセージが連続してsyslogに出力されたことが原因と考えられます。
syslogdの仕様により、syslogに連続して同一のメッセージが出力された場合、2つ目以降のメッセージはすぐにはSystemwalker Centric Managerに通知されずに溜められます。そして溜められていたメッセージは、他の異なるメッセージが出力されたタイミングで通知されます。
なお、ここでの「異なるメッセージ」とは、syslogdがSystemwalker Centric Managerへ通知する対象のメッセージであることが条件です。異なるメッセージが発生しても、それがSystemwalker Centric Managerへの通知対象でなければ、その後も溜められたままとなります。

[対処方法]
以下のOSの場合、回避する方法を説明します。
  • Red Hat Enterprise Linux 5.0以降
    /etc/sysconfg/syslog に以下のオプションを指定すれば、syslogdはある一定の間隔で溜められていたメッセージをSystemwalker Centric Managerに通知するようになります。
      “SYSLOGD_OPTIONS=”-m N”

     “N”は任意の数字です。分を指定します。 -m オプションを指定した後は設定を反映させるために syslog を再起動してください。

製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15, V13, V12, V11, V10, V5
プラットフォーム Linux
アンサー種別 運用/保守
このページの先頭へ