Systemwalker Centric Managerにおいて、運用管理サーバのメッセージ監視において、ある業務サーバだけ、メッセージ監視画面のフォルダ名がクラスタフォルダ配下の表示名となっています。

運用管理サーバのメッセージ監視において、ある業務サーバだけ、メッセージ監視画面のフォルダ名がクラスタフォルダ配下の表示名となっています。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
監視対象ノードを追加したあと、「クラスタフォルダ」→「自部門フォルダ」の順に追加したことが原因と考えられます。
通常、クラスタのノードを追加した場合は、「自部門フォルダ」→「クラスタフォルダ」の順に追加され、最初に追加されたフォルダが「自部門フォルダ」となります。しかしながら、操作手順によってはこの順序が入れかわってしまいます。
以下はその一例です。

  1. 以下のサブネットフォルダを作成する。
    ノード一覧に存在しないダミーのサブネットフォルダ、例えば「10.10.10.0」

  2. 対象ノードのインタフェースに以下のIPアドレスを追加する。追加したあと、[ノードプロパティ]画面を閉じる。(*1)
    1.で作成したサブネットフォルダに所属するIPアドレス、例えば「10.10.10.10」

  3. 対象ノードの代表インタフェースを、2.で追加したインタフェースに変更する。(*2)

  4. 対象ノードのインタフェースから、元々存在したIPアドレスを削除する。削除したあと、[ノードプロパティ]画面を閉じる。(*3)


*1: [ノードプロパティ]画面を閉じると、追加したIPアドレスに対応するサブネットフォルダに、ノードが自動的に追加されます。
*2: 変更前の代表インタフェース(元々存在したIPアドレス)は、自動的に代表インタフェースではなくなります。
*3: [ノードプロパティ]画面を閉じると、削除したIPアドレスに対応するサブネットフォルダから、該当のノードが自動的に削除されます。

[対処方法]
クラスタフォルダのノードを一度削除したあと、再度登録し、登録順序が「自部門フォルダ」→「クラスタフォルダ」の順になるようにしてください。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15, V13, V12, V11, V10, V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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