Systemwalker Centric Managerにおいて、「MpTrfAgt: 警告: 212: (ノード名)に実装されていないMIBがあるため、採取できない監視項目があります。」のエラーメッセージが発生しました。

以下のエラーメッセージが発生しました。原因と対処方法を教えてください。

「MpTrfAgt: 警告: 212: (ノード名)に実装されていないMIBがあるため、採取できない監視項目があります。」
[原因]
監視対象ノードに監視を行うために必要なMIBが実装されていないため、一部の監視項目が監視できなくなりました。本メッセージは、以下の場合に通知されます。
  • 監視対象ノードにおいて、SNMPエージェントが正常に動作していません。

  • 監視対象ノードに対するサーバ性能監視のポリシーの配付により、SNMPエージェントや性能監視の拡張エージェントが再起動中です。

  • 監視対象ノードに対するサーバ性能の収集を指定しているが、サーバ上で性能監視の拡張エージェントが動作していません。

  • 性能監視(システム性能収集)をインストールしていないノードにサーバ性能の収集を指定しています。

  • 監視対象ノードがRMONプローブでない場合にRMONの監視を指定しています。

  • 監視対象ノードに対するサーバ性能の収集を指定しているが、監視対象のノードのページフォルト数、CPU使用率、ディスクビジー率のサーバ性能の監視を行っていません。

  • ネットワーク性能の監視に必要なMIB情報が、監視対象のノードに実装されていません。

  • Non-global Zone(Solaris 10)で動作しているノードにサーバ性能の収集を指定しています。

注) 性能監視に必要なMIBは、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”の“性能監視の監視項目一覧”を参照してください。

[対処方法]
対処方法として、情報を収集する場合は、当該ホストにおいて、SNMPエージェントや性能監視の拡張エージェントが正常に動作しているか確認してください。ただし、当該ホストに対してサーバ性能監視のポリシーを配付中であった場合、または、監視対象のノードのページフォルト数、CPU使用率、ディスクビジー率のサーバ性能の監視を行っていない場合は本メッセージを無視してください。
また、当該ホストのOSがLinuxの場合、送受信パケット数等のMIBが実装されていないために本メッセージが出力されます。この場合もメッセージを無視してください。

次の事項に該当する場合は、対処を行ってください。
  • サーバ性能の収集対象でないノードの場合は、当該ホストに対するサーバ性能の指定を外し、ネットワーク性能監視のポリシーを再配付してください。また、サーバ性能の対象である場合は、当該ホストで性能監視の拡張エージェントを起動してください。

  • RMONプローブでないノードの場合は、当該ホストに対するRMONの監視の指定を外し、ネットワーク性能監視のポリシーを再配付してください。

製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15, V13, V12, V11, V10, V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux, HP-UX, AIX
アンサー種別 運用/保守
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