Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバで「MpTrfAgt: 警告: 202: (ホスト名)に対する情報収集処理がタイムアウトしました。時刻=**:** 」のイベントが出力されました。

運用管理サーバで以下のイベントが出力されました。原因と対処を教えてください。

「MpTrfAgt: 警告: 202: (ホスト名)に対する情報収集処理がタイムアウトしました。時刻=**:** 」
[原因]
MpTrfAgtの202のメッセージは以下の原因で発生します。
  • 情報収集対象ホストが起動されていません。

  • 情報収集対象ホスト上のSNMPエージェントが起動していません。

  • 情報収集対象ホスト上へポリシー配付を行っています。
    (ポリシー配付を行うと、SNMPエージェントが再起動されます。)

  • 監視対象数または監視対象との通信距離に対して、情報収集間隔が短すぎます。

  • 該当ホストの代表インタフェースの設定に誤りがあります。

  • 情報収集対象ホスト上のSNMPコミュニティ名の設定に誤りがあります。

  • 情報収集対象ホストが高負荷状態にあり、情報収集の要求に対する応答が遅延しています。

  • システムの再起動などにより、SNMPサービスが再起動中です。


[対処方法]
以下の対処を実施してください。
  • 情報収集対象ホストを起動してください。

  • 情報収集対象ホスト上のSNMPエージェントを起動してください。

  • SNMPエージェントが起動されているか確認してください。

  • 性能監視-全体設定ウィンドウ(動作環境)において、性能情報採取ポーリング間隔の見直しを行ってください。

  • 監視マップ上の該当するノードのノードプロパティ(インタフェース)において、管理サーバから通信可能なインタフェースを代表インタフェースとして設定してください。

  • 情報収集対象ホスト上のSNMPコミュニティ名の設定を正しく修正してください。

  • 情報収集対象ホストが高負荷になっている要因を取り除いてください。また、一時的な高負荷の場合は本メッセージを無視してください。

  • SNMPサービスが起動した後、情報収集処理を再開します。対処は必要ありません。


なお、本メッセージ出力後、以下に「MpTrfAgt: INFO: 103: %1に対する情報収集処理がタイムアウトから復旧しました。時刻=%2」のメッセージが出力されることがありますが、対処は不要です。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15, V13, V12, V11, V10, V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux, HP-UX, AIX
アンサー種別 運用/保守
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