SSL/TLSのRC4暗号を無効化およびSSL2.0、SSL3.0を無効化し、TLS1.1、TLS1.2を有効化することを検討しています。Systemwalker Centric Manager に影響はありますか?

Systemwalker Centric Managerの技術情報はこちら

SSL/TLSのRC4暗号を無効化、SSL2.0およびSSL3.0を無効化し、TLS1.1、TLS1.2を有効化することを検討しています。Systemwalker Centric Managerに影響はありますか?
以下の機能を使用している場合は、影響があります。

■資源配付
資源配付のサーバ間の通信、およびサーバとクライアント間の通信に、セキュリティ付きHTTP通信(通信種別:https)を使用している場合

DRMS編集ファイル(注)に、以下のオプションを指定している場合、資源配付のHTTPS機能が使用されていると判断できます。
  -------------------
  https_server = YES
  -------------------
 注)DRMS編集ファイルの格納先は、以下のとおりです。
  【Windows版】
    Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpdrmssv\etc\drms.dat
  【UNIX版】
    /opt/FJSVmpsdl/etc/drmsrc

■監査ログ管理(ファイル転送)
セキュリティ付きHTTP通信(通信種別:https)を使用している場合

以下のファイル(注)に、以下のオプションを指定している場合、監査ログ管理でHTTPS通信が使用されていると判断できます。
  -------------------
  https_client = YES
  -------------------
 注)ファイルの格納先は、以下のとおりです。
  【Windows版】
    Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\MpTrans\etc\ftran.dat
  【UNIX版】
    /opt/FJSVftsv/etc/ftranrc

■ネットワーク管理(サービス稼働監視)
サービス稼働監視のスクリプト(snmsmt.swt)で、監視対象にHTTPSサービスを指定した場合

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
・V15 “Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド”-“サンプルスクリプトのカスタマイズ”-“単体起動型スクリプトのカスタマイズ”-“サービス稼働監視”
なお、上記以外のバージョンも記事内容は同様のためこちらを参照してください。

■ネットワーク管理(ノード稼働状態の監視)
稼働状態の監視に使用するプロトコルに、HTTPSを指定した場合

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
・V15 “Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”-“[監視ポリシー]の設定”-“ノード監視”-“ノードの稼働状態を監視する”
なお、上記以外のバージョンも記事内容は同様のためこちらを参照してください。

■Systemwalkerシングル・サインオン
Systemwalkerシングル・サインオン機能で、Interstage 管理コンソールへSSL接続する場合

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。
・V15 “Systemwalker 共通ユーザー管理/Systemwalker シングル・サインオン 使用手引書”-“導入”-“Systemwalkerシングル・サインオンサーバの環境を構築する”
なお、上記以外のバージョンも記事内容は同様のためこちらを参照してください。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15,V13
プラットフォーム Windows,Solaris,Linux
アンサー種別 技術サポート
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