Systemwalker Centric Managerでうるう秒挿入に伴う影響を教えてください。

うるう秒挿入に伴う影響を教えてください。
うるう秒自体によるSystemwalker Centric Managerへの影響は発生しません。
ただし、うるう秒の調整中に各サーバ間で時間が食い違う場合には、以下の事象が発生する可能性があります。

<発生事象1>
運用管理サーバが二重化(連携型)の環境で、うるう秒対応のOSと非対応のOSで二重化環境を構築している場合、イベントのマネージャー間の連携ができなくなります。
Standard Editionでは、該当しません。

<発生事象2>
うるう秒対応のOSと非対応のOSのシステムが運用管理サーバと業務サーバで混在した場合、イベントの発生時刻に違いがでます。

発生事象1、発生事象2ともに、以下どちらかの対処を実施していただくことで回避が可能です。

・時刻の逆進を発生させないよう、時刻をゆっくり合わせるモードを使用する。NTPなどで、slewモード(ゆっくり時刻合せを行うモード)になっていること

・うるう秒対応と非対応のシステムを混在しない。

なお、Solaris NTPv4の場合には時刻の補正モード(step/slew)の設定に関係なく、1秒(ミリ秒単位)逆進するため、発生事象2に対する対処方法がありません。
ただし、発生事象2が発生しても、エラーメッセージを出力したり、異常終了したりすることはありません。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15,V13
プラットフォーム Windows,Solaris,Linux
アンサー種別 その他
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