Systemwalker Centric Managerにおいて、イベント監視の条件定義画面の起動時にエラーが発生する。
- イベント監視の条件定義画面の起動時にエラーが発生します。原因と対処方法を教えてください。
- [確認ポイント]
1)以下のエラーダイアログが表示されます。
カレンダー名取得に失敗しました。カレンダーサービスが起動していない可能性があります
2)以下のエラーダイアログが表示されます。
接続先のバージョンが一致しないため、正常に動作しない場合があります
また、イベント監視の条件定義画面と、接続先サーバのバージョン/レベルで、イベント監視の条件定義画面の方が古いバージョン/レベルではありませんか。
3)以下のエラーダイアログが表示されます。
MpAosfB: エラー: 5005:定義ファイルの構造が異常です。ファイル名:xxxx
下記を確認してください。
a)再度、イベント監視の条件定義画面を起動したときに同様のエラーが発生しますか。
b)abevtactファイルに不正な改行が含まれていないか確認してください。
補足:abevtactは下記に格納されています。
・Windows版の場合
- 運用管理サーバかつ、クラスタ環境の場合
共有ディスク\MPWALKER\mpaosfsv\base\etc\abevtact
- 上記以外
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER\mpaosfsv\base\etc\abevtact
・UNIX版の場合
/etc/opt/FJSVfwaos/abevtact
※クラスタ環境、クラスタ環境ではない環境共に同じです。
【原因】
1)必要なサービスが起動していないことが原因です。
・Windows版の場合
以下のサービスが起動しているか確認してください。
Systemwalker MpJmCal
・UNIX版の場合
以下のプロセスが起動しているか確認してください。
f3crhcs2
2)旧バージョン/レベルの画面から新バージョン/レベルのサーバに対して接続したために警告メッセージが出力されました。
3)以下が考えられます。
a)再度イベント監視の条件定義画面を起動したときに同様のエラーが発生しない場合は、一時的なサーバの高負荷が原因です。
b)abevtactファイルに不正な改行が含まれています。
【対処方法】
1)必要なサービスが起動してください。
・Windows版の場合
Systemwalker MpJmCal サービスが起動していない場合は、サービスを起動してください。
・UNIX版の場合
Systemwalker Operation Manager を起動してください。
2)画面の接続先と同じか、それ以降のバージョン/レベルの画面から接続してください。
旧バージョン/レベルの画面から、新バージョン/レベルのサーバに対して接続した場合、新バージョン/レベルで機能追加している定義については、画面表示されません。そのため、定義の変更を行うと、画面に表示されない定義(機能追加している定義)については、初期値になってしまう場合がありますので注意が必要です。定義変更を行わなければ問題ありません。
3)下記対処を行ってください。
a)同様なエラーが発生しない場合、対処は不要です。
同様なエラーが発生した場合、保守情報収集ツールで、イベント監視の資料を採取後、技術員に連絡してください。
b)abevtactファイル内の不正な改行を削除してください。
コピー&ペーストを使用すると不正な改行が含まれることがあります。
製品・サービス区分 | Systemwalker | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
製品・サービス情報 |
|
||||||
アンサー種別 | 技術サポート |