SNMPトラップ転送プログラムの導入について教えてください。

どのような場合にSNMPトラップ転送プログラムを導入すべきかを教えてください。
Systemwalker Centric Managerのトラップデーモンと、SNMPトラップを受信する他製品を連携させることにより、Systemwalker Centric Managerと他製品とでSNMPトラップを受信することができます。ただし、連携対象と連携方法によって受信できるトラップの種類に制限があります。
下の表を参考にして、運用に合わせた連携方法で環境設定を行ってください。

【Windows版】
連携対象 連携方法 受信可能トラップ
SNMP Trapサービス(Microsoft SNMP Trap Service)
ServerView
mpmstsコマンド SNMPv1
SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3
上記以外のSNMPマネージャ SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3

【Solaris版】
連携対象 連携方法 受信可能トラップ
snmptrapd
ServerView
SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3
上記以外のSNMPマネージャ SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3

【Linux for x86版】
連携対象 連携方法 受信可能トラップ
snmptrapd
ServerView
SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3
上記以外のSNMPマネージャ SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3

【Linux for Intel64版】
連携対象 連携方法 受信可能トラップ
snmptrapd
ServerView
Systemwalker Centric Managerをインストールするだけで連携可能 SNMPv1
SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3
上記以外のSNMPマネージャ SNMPトラップ転送プログラム SNMPv1、SNMPv2C、SNMPv3

環境設定方法については、以下を参照してください。

- SNMPトラップ転送プログラム
 “Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“SNMPトラップ転送プログラムを利用する場合の環境設定”を参照してください。

- mpmsts(SNMP Trap Service連携コマンド)
 “Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“mpmsts(SNMP Trap Service連携コマンド)【Windows版】”を参照してください。

- ServerViewトラップ転送プログラム
 ServerViewトラップ転送プログラムは、富士通のホームページから以下の方法で入手することができます。

 [入手方法]
  1. 富士通のホームページの[サポート情報]から[ダウンロード]を選択する。
  2. [ダウンロード]から[ドライバ、アップデータ]を選択する。
  3. [サーバ]カテゴリーから、[PCサーバ]の[PRIMERGY]を選択する。
  4. PRIMERGYの[ダウンロード]で、[ドライバ&修正プログラム]の[ダウンロード検索]から、対象のサーバ製品名/型名で検索し、ServerViewトラップ転送プログラムを入手する。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15,V13
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 設計/開発
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