MIB情報の表示の際、タイムアウトが発生してMIB情報が取得できません。

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MIB情報の表示の際、タイムアウトが発生してMIB情報が取得できません。

エラーメッセージ（ダイアログボックス）
タイムアウトしました。

対処1
[確認ポイント]
対象ノードでSNMPエージェントが動作していますか。

【対処方法】
指定したノードのSNMPエージェントが動作していることを確認してください。


対処2
[確認ポイント]
MIB情報の取得時に指定したコミュニティ名の設定は正しいですか。

【対処方法】
指定したコミュニティ名が正しいか確認してください。
コミュニティ名は、[MIB取得]ダイアログボックスの[コミュニティ名]で指定する文字列です。


対処3
[確認ポイント]
SNMPコミュニティ名に不整合がありませんか。
MIB取得操作時に、SNMPエージェントに設定されているトラップ通知先に対して、authenticationFailureが通知された場合、SNMPコミュニティ名に不整合があります。

【対処方法】
以下のどちらかの方法で対処してください。

• Systemwalkerコンソールで、対象ノードの[ノードプロパティ]-[コミュニティ名]に、SNMPエージェントがアクセスを許可しているSNMPコミュニティ名を設定します。
• [ノードプロパティ]-[コミュニティ名]に表示されているSNMPコミュニティ名を、SNMPエージェントで、アクセスを許可するよう設定します。

対処4
【原因】
SNMPエージェントで、特定の機器からのアクセスしか許可しない設定になっていませんか。
MIB取得操作時、SNMPエージェントに設定されているトラップ通知先に対して、authenticationFailureが通知された場合、SNMPエージェントは、特定の機器からのアクセスできないように設定されています。

【対処方法】
SNMPエージェントで、運用管理サーバからのアクセスを許可するよう設定してください。


対処5
[確認ポイント]
ノード自体が特定の機器からのアクセスしか許可しない設定になっていませんか。

【対処方法】
SNMPエージェントで、MIB取得を行うホストからのアクセスを許可するよう設定してください。
運用管理クライアントでMIB取得を行う場合は、運用管理クライアントから直接MIB取得を行います。


対処6
[確認ポイント]
運用管理サーバ、または部門管理サーバのsnmpポートが書き換えられていませんか。
servicesファイルに記述されているsnmpポートが161以外の値になっている場合、snmpポートは、書き換えられています。

【原因】
snmpポートを書き換えるアプリケーションとの共存はできません。

【対処方法】
Systemwalker Centric Managerと、該当アプリケーションを別マシンで運用してください。

備考：OpenViewをインストールすると、snmpポートが8161に書き換えられる事例があります。


対処7
[確認ポイント]
対象ノードに負荷がかかった状態になっていませんか。

【原因】
SNMP要求への応答に時間がかかっています。

【対処方法】
[操作]-[MIB情報の表示]メニューで指定可能な以下の機能については、タイムアウト値が30秒として設定されています。

• システム情報
• インタフェース情報
• 通信情報
• TCP接続情報
• UDPポート情報
• Interstage情報
• 無線LANアクセスポイント情報
• 省電力情報
• MIBの取得
• MIBの設定