ノード検出を行うと、仮想メモリ不足が発生します

ノード検出を行うと、仮想メモリ不足が発生します
【原因】
  • Systemwalker Centric Manager V5.0以降の場合
  • ノード検出の対象にサブネットマスク255.0.0.0のサブネット、またはサブネットマスク255.0.0.0のサブネットを含む部門フォルダがある場合
  • [検出モード]を[確実]、または[カスタム]-[ICMP検索する]を指定している場合
  • SystemWalker/CentricMGR V4.0系以前からV5.0系へバージョンアップした場合
  • [検出モード]が[確実]、または[カスタム]-[ICMP検索する]で、部門フォルダにノード検出が設定されている場合

上記の場合、対象ネットワークに接続できるノード数の作業領域をあらかじめメモリ上に確保するため、仮想メモリ不足が発生することがあります。

【対処方法】
サブネットマスクが255.0.0.0のサブネットに対するノード検出を実施する場合、[検出モード]を[高速]に指定して、実施してください。
また、サブドメインに対して、ノード検出のポリシー設定がある場合は、その配下のサブネットマスク255.0.0.0のサブネットフォルダに対して、以下の設定を行ってください。

・該当サブネットフォルダに対してノード検出を実施する必要がない場合
  1. Systemwalkerコンソールで、該当サブネットフォルダをクリックし、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[ノード]-[ノードの検出]-[フォルダ]を選択します。
    →[ノード検出]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [設定]-[無効]ラジオボタンを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
  3. [ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択し、ポリシーを配付後、以下を実施します。
    [Windows版の場合]
     該当するサーバで、以下のサービスを再起動します。
      Systemwalker MpNmsmgr

    [Solaris版、Linux版の場合]
     該当するサーバで、Systemwalker Centric Managerを再起動します。

・該当サブネットフォルダに対してノード検出を実施する必要がある場合
  1. Systemwalkerコンソールで、該当サブネットフォルダをクリックし、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]-[ノード]-[ノードの検出]-[フォルダ]を選択します。
    →[ノード検出]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [検出モード]-[高速]ラジオボタンを選択します。
  3. [設定]-[有効]ラジオボタンを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
  4. [ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択し、ポリシーを配付後、以下を実施します。
    [Windows版の場合]
     該当するサーバで、以下のサービスを再起動します。
      Systemwalker MpNmsmgr

    [Solaris版、Linux版の場合]
     該当するサーバで、Systemwalker Centric Managerを再起動します。
  5.  
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15,V13,V12,V11,V10,V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守