ネットワーク全体に対するノード検出で、運用管理サーバが属するネットワーク配下のノードしか検出されません

ネットワーク全体に対するノード検出で、運用管理サーバが属するネットワーク配下のノードしか検出されません
対処1
[確認ポイント]
検出対象のサブネットフォルダを作成していますか。

【対処方法】
検出したいサブネットフォルダを作成し、ノード検出します。

【V10.0L21/10.1以前】
  1. [Systemwalkerコンソール システム監視]の、[モード]メニューから[編集モード]を選択します。
  2. [フォルダ]メニューから、[フォルダの作成]を選択します。
     →[フォルダ作成]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
  4. 作成したサブネットフォルダを選択し、[操作]メニューから[ノード検出]を選択します。

【V11.0L10/11.0以降】
  1. Systemwalkerコンソールの、[機能]メニューから[機能選択]-[編集]を選択します。
  2. [オブジェクト]メニューから、[フォルダの作成]を選択します。
     →[フォルダ作成]ダイアログボックスが表示されます。
  3. 項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
  4. 作成したサブネットフォルダを選択し、[検出]メニューから[ノード検出]を選択します。

対処2
[確認ポイント]
ルータ上でSNMPエージェントが動作していますか。

【対処方法】
ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[システム情報]を実行します。タイムアウトした場合は、該当ルータにSNMPエージェントをインストールするか、SNMPエージェント機能を有効にしてください。

対処3
[確認ポイント]
運用管理サーバからのアクセスをルータがIPレベルで許可していますか。

【対処方法】
運用管理サーバから、ルータに対してpingを発行します。応答しない場合はIPレベルでの通信ができるようにシステム/ネットワークなどの設定を見直してください。

対処4
[確認ポイント]
運用管理サーバからのアクセスをルータがSNMPレベルで許可していますか。

【対処方法】
ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[システム情報]を実行します。タイムアウトした場合は、運用管理サーバからのSNMPでのアクセスを許可するようにルータの設定を変更してください。

対処5
[確認ポイント]
ルータ上で動作しているSNMPエージェントは、正常に動作していますか。

【対処方法】
ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[インタフェース情報]を実行します。何も表示されない場合は、SNMPエージェントの設定を見直してください。または、正しく動作するSNMPエージェントを導入してください。

対処6
[確認ポイント]
ルータは、LANのインタフェースを実装していますか。

【対処方法】
ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[インタフェース情報]の[インタフェースの種類]に、LANのインタフェースがあるか確認してください。LANのインタフェースがない場合には、ノード検出はできません。

対処7
[確認ポイント]
ルータ上のARPテーブルに、ほかのネットワークの情報がありますか。

【対処方法】
ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[MIB取得]で、[ipNetToMediaNetAddress]を取得し、その中にほかのネットワークの情報があるか確認してください。ほかのネットワークの情報がない場合は、ほかのネットワーク配下のノードに対して、pingなどでアクセスしてから、ノード検出を行ってください。

対処8
[確認ポイント]
ルータで動作するSNMPエージェントが許可するコミュニティ名は一致していますか。

【対処方法】
ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[システム情報]などを実行します。
タイムアウトするか、またはルータのSNMPトラップ通知先に対してauthenticationFailureが通知された場合、ノード検出のコミュニティ名をルータ側で許可するように、SNMPエージェントの設定を変更します。
製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V15,V13,V12,V11,V10,V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
このページの先頭へ