Red Hat Enterprise Linuxの業務サーバでsysylogの設定で“SYSLOGD_OPTIONS”を“-SS”に設定すると、Systemwalker Centric Managerにメッセージが連携されません。

Red Hat Enterprise Linuxの業務サーバでsysylogの設定で“SYSLOGD_OPTIONS”を“-SS”に設定すると、Systemwalker Centric Managerにメッセージが連携されません。原因と対処方法を教えてください。
本FAQはV13.4.0以前が対象です。

[原因]
“-SS”オプションを指定したことにより、syslogdから通知されるメッセージの形式が変更されたことが原因と考えられます。
Systemwalker Centric Managerでは、「日時」 「ホスト名」の順で出力されるメッセージを期待して自システムで出力されたメッセージかどうか判定しています。
しかし、“/etc/sysconfig/syslog”ファイルで「SYSLOGD_OPTIONS="-SS -m 0"」オプションを指定した場合、syslogdから通知されるメッセージが「日時」 「<facility.priority>」 「ホスト名」の順に変更されます。これにより、自システムのメッセージではないと判定され、該当のメッセージを破棄してしまいます。

[対処方法]
“/etc/sysconfig/syslog”ファイルの“SYSLOGD_OPTIONS”行に“-SS”オプションを指定しないでください。

製品・サービス区分 Systemwalker
製品・サービス情報
対象製品 Systemwalker Centric Manager
バージョン V13
プラットフォーム Linux
アンサー種別 運用/保守
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