Symfoware Serverのデータベース多重化運用時の「ERROR: requested WAL segment XXXXX has already been removed」エラーについて
- Symfoware Serverのデータベース多重化運用時に、「ERROR: requested WAL segment XXXXX has already been removed」というエラーになりました。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
スタンバイサーバが受信する前のWALセグメントが、プライマリサーバ上で削除(循環利用)されていることが原因です。
[対処方法]
スタンバイサーバのインスタンスを再作成し、復旧してください。
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Symfoware Server V12.6.0
クラスタ運用ガイド (データベース多重化編) (*1)
第1部データベース多重化運用
第4章データベース多重化運用の異常時の対処
4.1 縮退運転になった場合の対処
(*1)Solarisの場合は以下のマニュアルを参照してください。
クラスタ運用ガイド
第2部データベース多重化運用
第5章データベース多重化運用の異常時の対処
5.1 縮退運転になった場合の対処
また、再発の防止に向け、以下のいずれかの対処を検討してください。
・プライマリサーバで保持するWALセグメントの数を増やす
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Symfoware Server V12.6.0
クラスタ運用ガイド (データベース多重化編) (*2)
第1部データベース多重化運用
第2章データベース多重化運用のセットアップ
2.11 チューニング
2.11.1 データベース多重化運用を安定させるためのチューニング
(*2)Solarisの場合は以下のマニュアルを参照してください。
クラスタ運用ガイド
第2部データベース多重化運用
第3章データベース多重化運用のセットアップ
Solarisの場合は、3.8 チューニング
3.8.1 データベース多重化運用を安定させるためのチューニング
・レプリケーションスロットを使用する
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Symfoware Server V12.6.0
PostgreSQL 12.7 Documentation (*3)
Part III. Server Administration
Chapter 26. High Availability, Load Balancing, and Replication
26.2. Log-Shipping Standby Servers
26.2.6. Replication Slots
(*3)Solarisの場合は以下のマニュアルを参照してください。
PostgreSQL 9.6.2文書
パート III. サーバの管理
第26章 高可用性、負荷分散およびレプリケーション
26.2. ログシッピングスタンバイサーバ
26.2.6. レプリケーションスロット
・WALアーカイブ、アーカイブリカバリを設定する
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Symfoware Server V12.6.0
PostgreSQL 12.7 Documentation (*4)
Part III. Server Administration
Chapter 26. High Availability, Load Balancing, and Replication
26.2. Log-Shipping Standby Servers
26.2.2. Standby Server Operation
(*4)Solarisの場合は以下のマニュアルを参照してください。
PostgreSQL 9.6.2文書
パート III. サーバの管理
第26章 高可用性、負荷分散およびレプリケーション
26.2. ログシッピングスタンバイサーバ
26.2.2. スタンバイサーバの動作
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Symfoware | ||||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |