Symfoware Serverの起動が遅い原因について
- Symfoware Serverの起動が完了しません。原因と対処方法を教えてください。
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[原因]
前回、Symfoware Serverが正常に停止しなかったため(即時シャットダウンモードでの停止も含む)、次のSymfoware Serverの起動において、クラッシュリカバリが動作し、このクラッシュリカバリ処理で時間がかかっていることが原因の可能性があります。
Symfoware Serverのログに、「database system was not properly shut down; automatic recovery in progress (10124)」が出力されている場合は、クラッシュリカバリが動作しています。
[対処方法]
クラッシュリカバリが終了し、Symfoware Serverの起動が完了するまでお待ちください。
postgresql.confファイルのmax_wal_sizeやcheckpoint_timeoutの値を減らし、チェックポイントの頻度を上げることで、クラッシュリカバリの処理時間を短くすることが可能です。ただし、チェックポイントの頻度を上げると、I/O負荷が高くなりますので、運用を考慮したうえで、適切な値を設定してください。
Symfoware Serverの停止の詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Symfoware Server V12.4.0
PostgreSQL 9.5.2文書 (Solarisの場合は、PostgreSQL 9.6.2文書)
第17章 サーバの準備と運用 (Solarisの場合は、第18章 サーバの準備と運用)
17.5. サーバのシャットダウン (Solarisの場合は、18.5. サーバのシャットダウン)
max_wal_sizeやcheckpoint_timeoutの詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Symfoware Server V12.4.0
PostgreSQL 9.5.2文書 (Solarisの場合は、PostgreSQL 9.6.2文書)
第18章 サーバの設定 (Solarisの場合は、第19章 サーバの設定)
18.5. ログ先行書き込み(WAL)(Solarisの場合は、19.5. ログ先行書き込み(WAL))
18.5.2. チェックポイント (Solarisの場合は、19.5.2. チェックポイント)
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Symfoware | ||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |