Symfoware Server起動時の「unrecognized configuration parameter "@1@" in file "@2@"」エラーについて
- Symfoware Serverをpg_ctlコマンドを使用して起動させたところ、「unrecognized configuration parameter "@1@" in file "@2@"」というエラーになりました。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
以下のいずれかが原因の可能性があります。
・環境変数PATH、LD_LIBRARY_PATHにSymfoware Serverのインストールディレクトリを設定していない。
・環境変数PATH、LD_LIBRARY_PATHにSymfoware Serverのインストールディレクトリを設定しているが、オープンソース・ソフトウェアのPostgreSQLのインストールディレクトリのほうが先に設定されている。
誤った環境変数の設定例:
PATH=/usr/bin、または
PATH=/usr/bin:/opt/symfoserver64/bin
以上のような設定の場合、/usr/binにインストールされているオープンソース・ソフトウェアのPostgreSQLのpg_ctlが実行され、postgresql.confに記載されているSymfoware独自のパラメータが処理できないため、本エラーとなります。
[対処方法]
環境変数PATH、LD_LIBRARY_PATHにSymfoware Serverのインストールディレクトリを設定してください。また、Symfoware Serverのインストールディレクトリは、オープンソース・ソフトウェアのPostgreSQLのインストールディレクトリより先に設定してください。
以下に環境変数の設定例を示します。
・Linux、Solarisの場合(インストールディレクトリが“/opt/symfoserver64”の場合)
PATH=/opt/symfoserver64/bin:$PATH ; export PATH
LD_LIBRARY_PATH=/opt/symfoserver64/lib: export $LD_LIBRARY_PATH
・Windowsの場合(インストールディレクトリが“C:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64”の場合)
SET PATH=C:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\bin;C:\Program Files\Fujitsu\symfoserver64\lib;%PATH%
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Symfoware Server V12.2.0
導入ガイド(サーバ編)
第4章 セットアップ
4.3 インスタンスの作成
4.3.2 initdbコマンドを使用する場合
4.3.2.2 インスタンスの作成
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Symfoware | ||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 構築(導入/移行) |