Symfoware Serverの性能低下について

データの更新、削除の繰り返しによりディスク容量が圧迫されて、データベースの性能が低下してしまいます。原因と対処法を教えてください。
[原因]

大量の古い更新済み、削除済みのデータが存在していることが原因です。Symfoware Serverはロックによる競合を最小化するために、テーブルデータの書き込みにあたり追記型のアーキテクチャを採用しています。そのため、UPDATE文とDELETE文を実行すると、古い更新済みのデータ、削除済みのデータがテーブルに保持され続けます。

 [対処方法]

 古い更新済み、削除済みデータを回収するために自動バキュームを有効にするか、定期的にVACUUMおよびANALYZEコマンドを手動で実行してください。 ただし、VACUUMコマンドでは排他獲得や多量のI/Oトラフィックが発生し、他の実行中のセッションの性能を劣化させる可能性があります。VACUUMコマンドを実行する際は、性能への影響を軽減させるよう関連パラメータを設定してください。 詳細は以下のマニュアルを参照してください。

FUJITSU Software Symfoware Server V12.1.0
  PostgreSQL 9.2.4文書
    23.1. 定常的なバキューム作業


なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Open Interface), Symfoware Server (Postgres)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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