Microsoft Accessのリンク機能を使用したレコード削除実行時に無応答状態となった場合の対処について

Microsoft Accessのリンク機能を使用してレコードを削除すると無応答状態になります。 原因と対処方法について教えてください。
Microsoft Accessのリンク機能では、レコード件数が多いときに参照/更新用の2本のコネクションを接続します。2本のコネクションは同一テーブルをアクセスしているため、参照用のトランザクションがテーブル資源を占有し、更新用のトランザクションが排他待ちとなりMicrosoft Accessが無応答状態となります。

データソースの定義時にSymfoware ODOSセットアップ(オプション)画面のその他パラメーターに以下のパラメーターを指定することで参照用のトランザクションのISOLATIONレベルがREAD_UNCOMMITTEDになり、排他待ちを回避することができます。

  • CLI_DEFAULT_ISOLATION=SQL_TXN_READ_UNCOMMITTED
    なお、CLI_DEFAULT_ISOLATIONが設定できない場合は、V1.2L11以降へバージョンレベルをアップしてください。
    また、上記パラメーターで事象が変わらない場合は、以下のパラメーターも追加してください。


  • CLI_DEFAULT_READ_ONLY=YES
    CLI_DEFAULT_READ_ONLYは、SymfoWARE Server V5以降で指定できます。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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