特定条件下における大量データ検索時のレスポンス性能劣化について

以下の条件に該当する場合、レスポンス性能が劣化する場合があります。
対処方法を教えてください。

【発生条件】

[条件1]大量データの検索を行なう。または、

[条件2]WHERE探索条件にインデックスに指定した列をORで記述する。または、

[条件3]探索系SQL文を多重実行する。または、

[条件4]FROM句に複数の表を指定する。
以下の方法で回避してください。

[1]サーバ用動作環境ファイル名をctuneparamオプションに指定します。
 ctuneparamオプションの指定方法を以下に説明します。

  • アプリケーション内で、接続先のURLを直接指定している場合
    JDBCのURLの後ろに、以下の文字列を追加する。

    [記述形式]
    ctuneparam='CLI_SERVER_ENV_FILE=(データ資源名,ファイル名)'
    「ファイル名」DBサーバ上のサーバ用動作環境ファイル名をフルパスで指定

    [記述例]
    jdbc:symfold:///DB;ctuneparam='CLI_SERVER_ENV_FILE=(DB1,/tmp/serverenv.txt)'


  • アプリケーション内でJDBCデータソースを使用して接続している場合

    1. NamingServiceを起動する。


    2. JDBCデータソース登録ツールを起動する。


    3. 使用するデータソースのJDBCデータソース情報設定画面を表示する。


    4. "オプション"ボタンを押す。


    5. "その他パラメーター"に以下の情報を記載する。

      [記述形式]
      ctuneparam='CLI_SERVER_ENV_FILE=(データ資源名,ファイル名)'
      「ファイル名」DBサーバ上のサーバ用動作環境ファイル名をフルパスで指定

      [記述例]
      ctuneparam='CLI_SERVER_ENV_FILE=(DB1,/tmp/serverenv.txt)'


    6. "登録"ボタンを押す。


    7. "OK"ボタンを押し、JDBCデータソース登録ツールを終了させる。


[2]DBサーバ上にサーバ用動作環境ファイル([1]で指定したファイル)を作成し、以下の内容を記述してください。
指定する内容は、条件によって異なります。(複数指定可)

  • [条件1]の場合
    TID_SORT=(YES)


  • [条件2]の場合
    TID_UNION=(YES)


  • [条件3]の場合
    USQL_LOCK=(SH)


  • [条件4]の場合
    JOIN_RULE=(AUTO)

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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