エラー「SQL-STATE=71020 JYP2008E 同時に操作できるSQL文の数を超えました」の原因と対処について

クライアントの画面で長時間入力していると「SQL-STATE=71020 JYP2008E 同時に操作できるSQL文の数を超えました。」というエラーメッセージがサーバ側から返却されます。
実際のSQL文の発行はサーバ側で動作するプログラム(COBOL97)で行います。途中の操作は実更新がかかっており、スナップショットを見ても、カーソルのクローズは入っています。 原因と対処方法を教えてください。
以下の2つの場合が考えられますので確認してください。

  • 1トランザクション内でのSQL文の実行数が「MAX_SQL」または「CLI_MAX_SQL」の設定値を超えた


  • 動的SQLで文識別子を利用しており、文識別子の数が「MAX_SQL」または「CLI_MAX_SQL」の設定値を超えた


「MAX_SQL」または「CLI_MAX_SQL」に32以上、32000以下の値を指定してください(初期値は、V9までは"32"、V10以降は"1024"に設定されています)

「MAX_SQL」および「CLI_MAX_SQL」の詳細は、製品添付の以下のマニュアルを参照してください。

  • Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(共通編)
       付録B 動作可環境ファイルのパラメタ一覧
         B.2 クライアント用の動作環境ファイル


  • Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)
       付録B 接続文字列に指定可能なキーワード(V10.1以前は、付録B ConnectionStringプロパティのキーワード)
         B.2 tuneparamキーワード


  • Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
       第5章 アプリケーションのコンパイルおよび実行
         5.2 ネーミングサービスとJDBCデータソース登録ツール
           5.2.3 JDBCデータソース登録ツール
             5.2.3.4 ctuneparamオプションについて


  • Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)
       第4章 アプリケーションの作成および実行
         4.5 アプリケーションのチューニング

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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