RDBディクショナリを復元する場合の留意点について

RDBディクショナリを復元する場合の留意点を教えてください(RDBディクショナリをバックアップ時点に復元するというリカバリーをデータベースの異常時の対処の1つとして検討しています。このような場合に留意しておくべきポイントを教えてください)。
RDBディクショナリをバックアップ時点に復元する場合、RDBディレクトリファイル、および、すべてのデータベースも同じ時点に復元してください。同じ時点でない場合、正常なデータベース運用が保証できません。

OSの機能(ddコマンド(Solaris/Linux)やntbackupコマンド(Windows)など)で採取した退避データをリストアする場合は、同期をとって採取した、RDBディクショナリ、RDBディレクトリファイル、および、すべてのデータベーススペースの退避データをリストアしてください。
rdbdmpdicコマンドで採取したRDBディクショナリの退避データから復旧する場合は、rdbrcvdicコマンドのLOADモードで復旧した後、同期をとって採取したrdbdmpの退避データを使って、rdbrcvコマンドのLOADモードで復旧してください。

以下の状態で退避データを採取することで、Symfowareの各資源の同期をとることができます。

  • OS機能を使用する場合
    Symfoware停止状態


  • Symfoware機能を使用する場合
    RDBディクショナリおよび全DSIまたはデータベーススペースに更新抑止の利用規定が設定された状態

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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