インデックスのページ内未使用率について

Symfoware Server (Native Interface)のよくあるご質問を検索できます。

「インデックスのページ内未使用率」とは何ですか？

インデックスのページ内の未使用率とは、格納スペースの空き率です。再編成でインデックスのページにキー値情報を格納するときに、ページ内にどの位の未使用領域を確保するのかを指定します。0から99までの値が指定できます。指定値を省略すると0が指定されたものとみなします。

例えば、格納スペースの空き率に30を指定すると、インデックスのページにはキー値情報が70%の割合で格納され、残り30%が未使用域となります。この状態で、すでに格納されているキー値に近いキー値情報を挿入した場合は、インデックスのページの残り30%の未使用域にキー値情報を格納します。しかし、格納スペースの空き率に0を指定すると、インデックスのページにはキー値情報が100%の割合で格納され、未使用域が0%となります。この状態で、すでに格納されているキー値に近いキー値情報を挿入した場合は、インデックスのページに未使用領域（空き領域）がないため、キー値情報を格納する前にインデックスのページの分割を行います。このページの分割コストが性能に影響します。

インデックスのページの分割でどの程度の処理時間差が出るかについては、環境によってバラツキがあり一律には言えません。 再編成後に、すでに格納されているキー値に近いキー値のレコードをどのくらい挿入するかで、インデックスの格納スペースの空き率を決定してください。