rdbsetrpでDSI指定を省略した場合の利用規定設定について

rdbsetrpコマンドでDSIの指定を省略する場合、DSIの利用規定の設定方法を教えてください。
rdbsetrpコマンドを用いてリカバリーポイントを設定する際、-iオプションによるDSIの指定を省略することができます。DSIの指定を省略した場合、rdbsetrpコマンドを実行した時点で、更新抑止の利用規定が設定されているDSIに対して、リカバリーポイントが設定されます。

更新抑止の利用規定は、以下のどちらの方法で設定しても構いません。

  • リカバリーポイントを設定したいすべてのDSIに対し、個別に更新抑止の利用規定を設定する

  • リカバリーポイントを設定したいDSIを含むすべてのデータベーススペースに対し、更新抑止の利用規定を設定する


ただし、データベーススペース単位に利用規定を設定する際、DSIが複数のデータベーススペースにまたがっている場合には、またがっているすべてのデータベーススペースに利用規定を設定してください。DSIがまたがっている一部のデータベーススペースに利用規定が設定されていない状態でも、リカバリーポイントの設定は行われます。しかし、DSIとしては更新抑止状態にはなっていないため、DSIの更新が誤って行われる可能性があります。その結果、どれか1つのデータベーススペースだけをバックアップ/リカバリーした場合、データの整合性が保証できなくなる可能性があります。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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