エラーコードJYP5017EとJYP5111Eの違いについて
- JYP5017EとJYP5111Eのエラーメッセージは文面も対処方法も同じですが、何が違うのですか?
- JYP5017EとJYP5111Eは、どちらも共用バッファが枯渇したことを示すエラーメッセージです。メッセージの内容は、どちらも「JYP5017 データベースにアクセス中に共用バッファの枯渇が発生しました」です。この2つは、SQLSTATEが異なります。
通常、SQL文実行時に共用バッファの枯渇が発生した場合は、JYP5017Eのエラーメッセージが出力され、そのSQL文の処理は中止されます。SQLSTATE=73300が返却されます。
ただし、COMMIT文実行時に共用バッファの枯渇が発生した場合は、JYP5111Eのエラーメッセージが出力され、そのトランザクション全体がロールバックされます。SQLSTATE=40702が返却されます。それぞれのSQLSTATEの意味は、以下のとおりです。
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73300
トランザクションは開始された状態が継続しています。該当のSQL文によるデータベースの更新は、実行直前の状態に戻されています。 ただし、それまでに獲得されたデータベース資源のロックとカーソルの位置はそのまま保持されます。トランザクションをそのまま続行するか、ロールバックさせて終了するかは、アプリケーションが決定してください。 -
40702
トランザクションはロールバックされ終了しています。 無効となったトランザクションを再実行するか、そのまま終了するかは、アプリケーションが決定してください。
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製品・サービス区分 | Symfoware | ||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |