OSの機能を使ったバックアップの可否について

OSの機能を使ってデータベースのバックアップを行うことはできますか?
Symfowareを停止した状態で、Symfowareのすべての資源をOSの機能でコピーすることによって、バックアップを行うことができます。
ただし、障害が発生する直前の状態にリカバリーすることはできません。バックアップを行った時点へのリカバリーしかできません。

  • バックアップ対象
    以下のSymfoawreの資源をddコマンドなどでファイルへバックアップしてください。

     - RDBディクショナリ
     - RDBディレクトリファイル
     - すべてのデータベーススペース
     - ロググループ管理ファイル(スケーラブルログ運用の場合)
     - ログ管理ファイル
     - テンポラリログファイル
     - アーカイブログファイル(作成している場合)

    バックアップはSymfowareを停止した状態で実施してください。Symfowareは、データベース更新処理とディスクへの書き込み処理を非同期に実施しています。運用中にバックアップを採取した場合、更新データがディスクに書き込まれていない可能性があります。そのため、運用中にバックアップすると、バックアップデータの内容に不整合が起きる可能性があります。


  • リカバリー方法
    Symfowareを停止した状態で、バックアップデータをddコマンドなどで元の配置先へコピーしてください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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