機種依存文字を扱う上での問題点について

Symfowareでは、Windowsの機種依存文字を扱うことに問題はありますか?具体的には、丸付き数字やギリシャ文字などを考えています。 また、Linux上で動作させる場合に、利用可能な文字の制限はありますか?
丸付き数字等の機種依存文字をデータベースに格納することは可能ですが、文字化けの原因となります。
Solaris/Linux等のUNIXマシンと、Windowsマシンの間で持ち回れる文字は、JIS非漢字、JIS第1/第2水準の文字のみで、これら以外のJEF拡張漢字やベンダー固有文字は持ちまわれず、コード変換に失敗して文字化けが発生してしまいます。

例えば、Linuxに構築したデータベースに対して丸付き文字を含むデータをLinux上で格納し、Windowsマシンのアプリケーション(例えばMicrosoft Access)からデータベースにアクセスしてデータを参照しようとすると、丸付き文字は「_」と表示されます(Linux上で参照する分には問題ありません)
このように、丸付き文字等のJIS規格外の文字を扱う場合には制約がありますので、システム全体で文字コードの扱いを検討する必要があります。


(注)なお、ギリシャ文字は機種依存文字ではありませんので、丸付き文字のように文字化けすることはありません。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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