共有バッファのチューニング方法について

共用バッファの割り当て方法を教えてください。
設定はSymfowareが提供しているコマンドで行います。
以下、一例をあげて設定方法を解説しますが、詳細は製品添付の以下のマニュアルをご覧ください。
  • Symfoware Server解説書
     第5章 Symfoware Serverの機能
      5.1 データアクセス

  • Symfoware Server RDB運用ガイド
     第7章 業務の運用

【例1】
テーブルのページ長が32Kで100個のPOOL1という共用バッファを開設する場合

 rdbcrbf -a 80 -s 60 POOL1 32K 100

パラメーター“-a 80 -s 60”はバッファの使用量が80%を超えた場合は、使用量が60%になるまで空きを確保するという設定です。

【例2】
開設した共用バッファをテーブル(DSI)に割り当てる場合

 rdbcconbf -i データベース名.DSI名 POOL1


■参考情報:“共有バッファ”について
一般的にデータベースの性能を上げるために、一度ディスクから読み込んだデータをメモリ上に展開しておき、同一データの要求時にI/Oを発生させない手段をデータベース自身で持っています。
このメモリ上に展開するバッファをSymfowareでは「共用バッファ」と呼びます。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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