クラスタ構成時のライセンスの考え方(買い方)について

Symfowareでクラスタ構成を組む場合、ライセンスは運用/待機それぞれのノード分の購入が必要ですか?
Symfowareでクラスタシステムを運用する場合は、運用ノードに搭載するプロセッサ数1つ分の購入に対して、待機ノードに搭載するプロセッサ数1つ分を無料で使用できます。待機ノード数が運用ノード数より多くなる構成の場合は、運用ノードに搭載するプロセッサ数分のライセンス以外に、待機ノードに搭載するプロセッサ数から運用ノードに搭載するプロセッサ数を差し引いた分のライセンスを購入してください。
なお、クラスタシステム内の各ノードは、すべて同一のライセンス形態の製品を購入してください。

以下に購入例を示します(ここではシングルコアプロセッサの場合を示しています。マルチコアプロセッサの場合は、更にコア係数を掛けて計算します)。

■ 購入例1
 運用ノード1台(4CPU搭載機)+待機ノード1台(4CPU搭載機)の場合


 運用ノードのプロセッサ数 + (待機ノードのプロセッサ数 - 運用ノードのプロセッサ数)
                         ↓
 4CPU + (4CPU - 4CPU) = 合計4つのプロセッサライセンスを購入すればOK
 → 運用ノード用に購入したプロセッサライセンス4つで待機ノード4つのプロセッサを無料で使用できるため

■ 購入例2
 運用ノード1台(2CPU搭載機)+待機ノード2台(2CPU搭載機)の場合


 運用ノードのプロセッサ数 + (待機ノードのプロセッサ数 - 運用ノードのプロセッサ数)
                         ↓
 2CPU + (2CPU × 2台 - 2CPU) = 合計4つのプロセッサライセンスを購入すればOK
 → 運用ノード用に購入したプロセッサライセンス2つで待機ノード2つのプロセッサを無料で使用できるため、残り待機ノード2つのプロセッサについてライセンスが必要なため
製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 購入相談
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