Symfoware Serverが使用しているディスクのI/O回数が高い原因について
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- Symfoware/RDBのデータベーススペースを配置しているディスクのI/O回数が高い状態になりました。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
共用バッファの不足が原因の可能性があります。
共用バッファの不足が発生すると、共用バッファの空きページを確保するために共用バッファの書戻しと追出しを行います。この書戻しと追出しにより、データベーススペースを配置しているディスクへのI/Oを行うため、I/O回数が増加します。
共用バッファの状況(WbPage:書戻しを行ったページ枚数、TbPage:追出しを行ったページ枚数)は、以下のコマンドで確認可能です。- rdbsarコマンドの-b -eオプション
- rdbpmreportコマンドの-c dbbufferオプション
[対処方法]
以下のいずれかの対処を実施してください。- 以下のような対処により、アクセスするデータを絞り込むことで、共用バッファの使用ページ数を減らす。
- データの絞り込みに有効なインデックスを使用する
- 探索条件を変更する
- 共用バッファのバッファ枚数を増やす。
- 複数のDSIで共用バッファを共有利用している場合は、DSIごとに共用バッファの割り当てを行う、または共用バッファとDSIの対応関係を見直す。
なお、共用バッファを変更するとRDBシステムで使用するメモリ量も変わるため、使用メモリ量を再見積りする必要があります。
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
Symfoware Server V12.2.0 RDB運用ガイド
(Linux/Solaris版)
7.4 共用バッファプールの開設と登録
付録B 共用バッファプールの見積り方法
(Windows版)
7.5 共用バッファプールの開設と登録
付録B 共用バッファプールの見積り方法
Symfoware Server V12.2.0 セットアップガイド
(Linux/Solaris版)
4.1 RDB構成パラメタファイルによる定義
付録D メモリの見積り式
(Windows版)
4.1 RDB構成パラメタファイルによる定義
付録G メモリの見積り式
Symfoware Server V12.2.0 コマンドリファレンス
第2章 RDBコマンド
rdbconbf
rdbcrbf
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Symfoware | ||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |