Symfoware ServerのSymfoware/RDBの停止処理に時間がかかる事象について

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Symfoware/RDBの停止処理に時間がかかりました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
アプリケーションやRDBコマンドが動作中にSymfoware/RDBを停止したことが原因の可能性があります。
以下のいずれかの操作を行うと、Symfoware/RDBの停止処理の延長で実行中のアプリケーションおよびRDBコマンドを強制終了します。
  • Linux、Solarisの場合
     - rdbstopコマンドの-mcオプションを実行する
     - PRIMECLUSTER環境でクラスタアプリケーションをofflineにする
     - 起動停止スクリプトで停止する
  • Windowsの場合
     - rdbstopコマンドの-mcオプションを実行する
     - OSのサービス制御画面またはnetコマンドでSymfoware/RDBのサービスを停止する
     - OSのシャットダウンを行う
この強制終了に時間がかかっている可能性があります。以下の場合、強制終了に時間がかかる場合があります。
  • 動作中のRDBコマンドやアプリケーション数が多い場合
  • COMMITが未実施の更新が大量にあるアプリケーションが動作中の場合

参考)
強制終了を行う場合、実行端末、またはシステムログ(Linux/Solarisの場合)、イベントログ(Windowsの場合)に以下のメッセージを出力します。
 qdg14127i:RDBコマンドまたはアプリケーションが動作中のため、強制回収を行います

[対処方法]
  • 動作中のRDBコマンドやアプリケーション数が多い場合
    以下のいずれかの方法で対処してください。
     - アプリケーションやRDBコマンドを事前に停止する
     - rdbstopコマンドの-eオプションでSymfoware/RDBを強制停止する(※)
      ※アプリケーションやRDBコマンドを事前に停止できない場合、かつ早急にSymfoware/RDBを停止したい場合は、Symfoware/RDBを強制停止してください。
      この場合、Symfoware/RDBの再起動時にダウンリカバリが動作します。ダウンリカバリにおいて時間がかかる可能性があります。
  • COMMITが未実施の更新が大量にあるアプリケーションが動作中の場合
     - アプリケーションのCOMMITの実施間隔を見直してください。

詳細は以下のマニュアルを参照してください。
 Symfoware Server V12.2.0 コマンドリファレンス
  第2章 RDBコマンド
   rdbstop

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 -
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