Symfoware Serverにおいて、"クライアント用の動作環境ファイル"、"システム用の動作環境ファイル"、"ctuneparamオプション"、"ODOSセットアップのSymfoware/RDBオプション設定"、"tuneparamキーワード"に指定したパラメタが有効にならない事象について
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- Symfoware Serverにおいて、"クライアント用の動作環境ファイル"、"システム用の動作環境ファイル"、"ctuneparamオプション"、"ODOSセットアップのSymfoware/RDBオプション設定"、"tuneparamキーワード"にパラメタを指定してアプリケーションのチューニングを実施しましたが、パラメタが有効になりません。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
同一のパラメタを複数の動作環境ファイルやオプションなどに重複指定した場合の優先順位が考慮されていないことが原因です。
複数の動作環境ファイルやctuneparamオプション、ODOSセットアップのSymfoware/RDBオプション設定、tuneparamキーワードに同一のパラメタを指定した場合の優先順位は以下のとおりです。
●Java連携の場合- サーバ用の動作環境ファイル
- ctuneparamオプション
- クライアント用の動作環境ファイル
- システム用の動作環境ファイル
●埋込みSQL、ODBC連携、または.NET Framework連携の場合- サーバ用の動作環境ファイル
- 埋込みSQLの場合、クライアント用の動作環境ファイル
ODBC連携の場合、ODOSセットアップのSymfoware/RDBオプション設定
.NET Framework連携の場合、tuneparamキーワード - システム用の動作環境ファイル
[対処方法]
同一のパラメタを複数の動作環境ファイルやオプションなどに重複指定していないか確認してください。
重複指定しているパラメタがある場合、以下のような考え方でパラメタの指定箇所を見直して変更してください。また、不要な指定箇所は削除してください。
- 最初に、システム全体のチューニングとして、システム用の動作環境ファイルにパラメタを指定します(アプリケーション単位でチューニングしない場合の省略値になります)。
- 続いて、アプリケーション単位(業務単位)のチューニングとして、クライアント用の動作環境ファイルのパラメタ、または各ドライバのオプションを指定します。
- 最後に、1つのアプリケーションから複数のコネクション接続をして、かつコネクション毎にチューニングをしたい場合はサーバ用の動作環境ファイルにパラメタを指定します。
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
Symfoware Server V12.2.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)
第2章 アプリケーションの開発
2.1 アプリケーションの動作環境
2.1.1 動作環境ファイル
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Symfoware |
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