Symfoware Server起動時のqdg12150uエラーについて

起動時に「qdg12150u:RDBIIディクショナリ用RDBIIディレクトリファイルのOPENに失敗しました errno=2」というエラーになります。RDB構成パラメタファイルの設定は正しく、これまでは起動できていました。RDBディレクトリファイルに異常が発生した時点で検知することはできませんか?
RDBディレクトリファイルに異常が発生し、アクセス禁止になった際には、「qdg03420u:RDBIIディレクトリファイルをアクセス禁止状態にします」というメッセージが出力されます。

I/OエラーなどによってRDBディレクトリファイルの異常を検出すると、RDBディレクトリファイルはアクセス禁止状態になり、ファイル名に「.INH」という文字列が付加されます。RDB構成パラメタファイルに記載されたファイル名とは異なる名前になるため、起動時にファイルを見つけられず、qdg12150uのエラーになります。

RDBディレクトリファイルがアクセス禁止状態になった場合は、rdbrcvdicコマンドを用いてリカバリを実施してください。

rdbrcvdicコマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V11.0.0 コマンドリファレンス
    第2章 RDBコマンド
      2.53 rdbrcvdic

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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